神奈川鎌倉・認知症疑いの69歳の男性を車を運転したとして逮捕した件を考える

2018年8月6日のTBSの記事より、神奈川県鎌倉市に住む認知症が疑われる69歳の男性を、車検切れの車を運転したとして、先月7月30日に逮捕していたことが分かった。

男性は翌日釈放され、車は押収したとのこと。

元ネタはこちら

→(TBS)認知症の疑いも運転続ける、69歳男性を“異例の逮捕”

今回はこの件について考えていきます。

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感想と考察

認知症が疑われる69歳の男性を逮捕する出来事が発生しました。非常にデリケートな案件ですので、一部だけでなく全てを読み取ることが必要です。

ここからは個別に考えていきます。

事件の状況確認

ここでは事件の状況確認として、TBSの記事を抜粋します。
認知症の疑いが強い69歳の男性が周囲の説得を聞かずに車の運転を続けたため、事故の危険性が高いと判断した警察が異例の逮捕に踏み切っていたことが分かりました。
警察や親族によりますと、逮捕された神奈川県鎌倉市に住む69歳の男性は、10年ほど前から認知症が疑われる症状が進み、車で出かけて帰り道が分からなくなるなどのトラブルが相次いでいました。
親族などが運転を止めるよう注意しても聞かず、先月、車検を更新しようと、自動車販売店を訪れました。ところが、車検はすでに切れていたうえ、明らかに認知症を疑わせる言動があったため、販売店が警察に相談。警察も運転を止めるよう説得しましたが、男性は応じませんでした。こうしたことから、警察は「事故を防ぐにはやむを得ない」として、先月30日、男性が自宅を車で出た際に、車検切れのまま運転した疑いで現行犯逮捕し、車を押収しました。こうした対応は極めて異例で、 男性は翌日釈放されています。
「事故を起こすことが一番心配。ひとさまの命を奪っちゃうことになったら、これは大変」(逮捕された男性の弟)
逮捕後、医師の診察を受け、認知症と診断されましたが、その結果も男性本人は認めようとしないということで、親族も「逮捕はやむを得なかった」と話しています。

問題点・疑問点について

今回の逮捕について、親族と警察による適切な判断として支持します。また形として「逮捕」だが、正確には「保護」だと捉えています。ここからは先程抜粋したTBSの記事からポイントとなる点を箇条書きでまとめていきます。

69歳の男性は10年ほど前から認知症が疑われる症状が進んでいた。
車で出かけて帰り道が分からなくなるトラブルも相次いでいた。
運転を止めるように親族や警察が注意しても、聞き入れなかった。
車検を更新しようとした時には、すでに車検は切れていた。
先月30日、男性は車検切れの車で運転をしていたため、現行犯逮捕した。
そのため車も押収し、翌日には釈放している。

完全に自分が分かっていないことが、分かっていない状態です。まるで酒に酔ってる人が、自分は酔っていないと言うのと同じレベルです。

現在の所はまだ事故を起こしていなかったかもしれないが、そのうち認知症が進行し「赤信号で止まらないと行けないのが分からなかった」と言ってもおかしくない。

最近の高齢者の事故でも、このような周りのサポートがあれば起こらなかった件も多かったのではと考えてしまう。

まとめ

今回の件は正しい判断だと考えるが、問題はこれかとも言えるだろう。

今回の男性は車検が切れていたとはいえ、販売店までは行っている。そんため完全に分からないのではなく、部分的に分からない、もしくは忘れてしまうと捉えている。

そうなると車を押収しても、レンタカーを借りるぐらいの行動は出来るかもしれない。全ての店をネットワークで管理でもしない限り、これを防ぐのは難しい。また免許証を取り上げていても、無免許で運転するかもしれない。

この問題は社会として考えないといけない。それは周りを守るのはもちろんだが、本人を守ることでもある。

今回のように逮捕までは異例としても、保護が必要な人は多いと考えている。このような考え方が広がっていくことを期待している。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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