神奈川茅ヶ崎・中学の部活で自転車遠征利用を禁止した件について考える

2018年7月23日の神奈川新聞の記事で、神奈川県茅ヶ崎市で市教育委員会は、中学の部活動における遠征などで、自転車の利用を禁止する方針に変更した。

昨年12月の遠征時に、自転車で移動した男子生徒が大ケガをした事故がキッカケになっている。

元ネタはこちら

→(神奈川)部活の自転車遠征自粛が波紋 茅ケ崎の中学、保護者「徒歩では熱中症」

今回はこの件について考えていく。

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感想と考察

まずこの記事を読んで、個人的には「あり得ない」と考えた。

しかし学校側が、このような方針に変更した気持ちは理解出来る。

ここからは個別に考えていく。

変更前の方針は?

まず今回変更される前の方針を、神奈川新聞の記事より抜粋する。
これまで市教育委員会は休日に校外で活動する際の生徒の自転車移動を認めてきたが、2018年度から事故防止のため自粛するよう方針を転換した。

今回は今年度から変更になって少し経過したことで、問題点が見えてきたからになる。

なぜ方針は変わったのか?

ではなぜ方針が変わったのかを、記事より抜粋する。
昨年12月の休日に部活動の遠征のため、自転車で移動中だった男子生徒が乗用車に衝突され、大けがを負う事故が発生。中学校長会と市教委は「これまでも生徒が被害に遭う事故が起き、自転車による重大事故も社会問題化している」として、18年度の1年間は試行的に利用を原則自粛するよう各校に要請した。

実際に事故が発生しているため、今回の方針に変わっている。

保護者の意見は?

保護者がどのように言っているのかを、記事より部分的に抜粋する。
「住んでいる場所によってはバスの本数が少なく、早朝集合に間に合わないという生徒もいる。利用を禁止するのであれば、コミュニティーバスの本数を増やすなど対策を考えてもらいたい」
「近隣の中学校まで自転車で20分ほどだったが、徒歩だと1時間近くかかる。夏場は用具に加えて2リットルの水筒やお弁当を持ち歩くので、熱中症にかかる危険性もある」

今まで遠征で自転車を使っていたとしたら、反対意見が出るのは当然となる。

問題点は?

結局今回の問題点は、それぞれの立場でそれぞれが都合の良い結論を出していることだ。そしてそれぞれが、少なくとも間違えてはいない点も重要になる。

学校としては、危険な要素を少しでも排除したい。なにより、学校側が批判される可能性を減らしたい。

保護者としては、子供の利便性を優先したい。そして自分が送り迎えしたり、またタクシーなどの料金がかかることは無くしたい。

それぞれに本音や建前が、うずまいている状態になる。しかし次の質問が必ずネックになる。

「では、もし事故が起こったらどうなりますか?」

もし事故が起こった場合、保護者は「私達の選択だから仕方がない」と言ってくれるだろうか? ここで問題になるのは、自転車に賛成していた人と、被害にあった人が同じとは限らないことだ。

「他は賛成していたが、私は反対だった。なぜ学校は安全を優先してくれなかったのか?」

このように言う人が必ず出てくる。少なくとも今までは出てきている。

この点から非常に難しい問題になっている。

まとめ

先程までいろいろ書いているが、個人的な結論は決まっている。

「こういう案件は自己責任の問題のため、学校が禁止するのはおかしい」

言い方を変えれば、もし事故に遭ったとしても自己責任として受け入れないといけない。少なくとも学校の責任は問わない姿勢が必要になる。

もちろん長距離での自転車の移動を強制していれば、話は別になる。ただ本人の希望だったとしたら、自己責任と考えなければいけない。

そして禁止したとしても、必ず破る人がいる。しかも見つかりたくないから手前で停めて、歩いてくるかもしれない。これでは全く意味がない。

大切なのは各個人で、安全に注意すること。学校が禁止すべきでは無いこと。なにより自己責任の気持ちを持って行動すること。

現代は学校の責任を追求しすぎだと考えている。もちろん、いじめや虐待を知っていたのに無視していた場合は、いくら追求してもし過ぎることは無い点は明記する。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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