ディズニーランドの女性社員2人がパワハラで訴えた件の報道を考える

2018年7月19日、東京ディズニーランドで働く女性社員2名が、同社を過重労働やパワハラで訴えた。

女性は昨年8月に労災申請し、受理されている。

元ネタはこちら

→(朝日)ディズニーランドでパワハラか 着ぐるみの2社員が提訴

→(毎日)千葉地裁 ディズニーリゾートでパワハラか 契約社員提訴

今回はこの件における報道について考えていく。

ここに書いていくのは独自の調査をしているのではなく、あくまで記事から考えたことや、感じたことになる。

スポンサーリンク
wp_336x280R

感想と考察

今回の場合、「ディズニーランドでパワハラ」というショッキングなタイトルであり、当初より調べていたが、初めに書かれていた朝日新聞の記事では、どうしてもパワハラについて理解できなかった。

しかしその後に書かれた毎日新聞の記事により、初めて理解できたので混乱している人のためにも記事を書くことにしました。

ここからは個別に考えていく。

状況の確認

ここでは今回の状況確認として、朝日新聞と毎日新聞の記事よりまとめてみます。

7月19日、東京デイズニーランドでキャラクターショーなどに出演していた有期契約社員の女性2人が、過重労働やパワハラで心身に苦痛を受けたなどとして、同社に対して約755万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

20代の女性は2015年以降、重さ10~30キロの気ぐるみを着て、ショーやパレードに出演。17年1月に腕などに激痛が走る「胸郭出口症候群」を発症したとして労働基準監督署に労災を申請。昨年8月に認定を受けた。現在は休職している。

30代の女性は13年1月以降、喘息を発症したため楽屋の環境を改善できないか会社側に相談。その時に上司やリーダー格の同僚から「病気なのか。それなら死んでしまえ」「30歳以上のばばあはいらない」などの暴言を言われて、精神的ショックを受けたとのこと。

同組合の担当者のコメントについて、毎日新聞の記事より抜粋する。
「会社に対して従業員が意見を言えない空気になっている。過重労働などを我慢して働き続ける人も多いようだ。そんな中、2人は勇気を出して提訴した」

報道内容について

この二つの記事の他に情報は見つからないので推測になるが、今回の記事が分かりにくいのは「2つの案件をまとめているため」では無いだろうか?

特に朝日新聞の記事が顕著になる。タイトルに「パワハラ」と書いているのに、記事のどこにもパワハラを連想されるものは無い。重い気ぐるみを着ることがパワハラとは思えない。
また「胸郭出口症候群」にしても、労災が受理されているので「なぜこの案件をパワハラで訴えている?」となる。

毎日新聞の記事は分かりやすいが、それでも2つの案件をごっちゃにしていないか?
20代女性は労災を受けていることから、「荷重動労」を訴えている。
30代女性は暴言を受けていることから、「パワハラ」を訴えている。
これが正しいのでは無いだろうか?

メジャーな会社であり、インパクトのある内容になるため、読者に勘違いや疑問を抱かすような記事は避けてほしいのが本音になる。

まとめ

少し報道について不満を書いてきたが、実際の案件については興味深い物となる。東京ディズニーランドと言えば、社員に優しいイメージがあったからだ。

それなのにパワハラで訴えられたり、組合担当者の「荷重労働などを我慢して働き続ける人も多いようだ」とのコメントはダメージがあるだろう。

ただ何を持って「荷重労働」と言っているのかは疑問が残る。重い気ぐるみを着るのが荷重労働なら、多くの肉体労働者は過重労働になる。多い月で50回程度のショーに出演するのが、荷重なのかは判断出来ない。

環境改善を目的として訴えるのは、勇気のある行動として支持します。

しかし「夢の国」の社員が「夢の国」を悪く言うのは、利用者から見たら「夢のない話」ですね...

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

スポンサーリンク
wp_336x280R
wp_336x280R
関連記事&スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク