滋賀・「校舎80周走れ」と指示された生徒が倒れた件を考える

2018年7月12日午後5時10分ごろ、大津市の南郷中で校舎周囲を走っていた生徒が倒れているのを、工事業者が発見し、緊急搬送されていたことが分かった。

生徒は当日夜には退院しているが、13日は静養のため学校を休んでいる。当時生徒は、部活のミスから顧問より「校舎周囲を80周走ってこい」と命じられていた。

元ネタはこちら

→(京都)「校舎80周走れ」生徒倒れ救急搬送 滋賀・中学部活顧問が指示

今回はこの件について考えていく。

感想と考察

今回の件はいろいろと問題がある。しかし残念ながら、「よくあることの一つ」とも言える。

ここからは個別に考えていく。

状況の確認

今回の状況について、京都新聞の記事よりまとめてみます。

7月12日午後5時10分ごろ、大津市の南郷中・ソフトテニス部2年の男子生徒が、校舎周囲を走っている時に倒れている所を、校内で作業していた工事業者が発見し、病院に搬送された。
生徒は熱中症と診断され、当日に退院している。また翌日の13日は静養のため休んでいる。
生徒は部活の練習中にミスが目立ったことから、「校舎周囲を80周走れ」と30代の男性顧問から命じられていた。なお、80周は18キロ以上となる。
生徒が倒れたのは9周目になる。また当時の気温は30.1℃だった。

問題点について

今回の点について記事では教頭のコメントが載っているので抜粋する。
「行き過ぎた不適切な指導で、保護者におわびする。すでに顧問を指導した。今後は、安心した学校生活が送れるよう努めていく」

このコメントには違和感がある。それは「指導」という言葉が入っている点だ。「行き過ぎ」とか「不適切」と書いているが、あくまで「指導」という見方をしている。
これは明らかに、顧問の怒りやいらだちから来る「体罰」です。

今回の始まりは部活中のミスになる。どのようなミスかは分からないが、「それは校舎を80周したら解決するのだろうか?」
顧問はここからどのような結果を、イメージしたのだろうか? 聞きたいところだ。

次に時間と外的条件になる。午後5時過ぎに9周目だとしたら、何時に終わることをイメージしていたのだろうか? というより「80周の根拠はなんだ?」
また外気温30℃超えの時に18キロを走るなんて、体力がある人がコンディションのいい時でも難しいことです。しかもこの時は練習をした後になる。
このような行為を、権力を利用した「いじめ」と言います。

まとめ

このような記事を見ると、日本の悪しき風習は何一つ変わっていないことが分かる。

自分の指導力と能力不足を、精神的なものに置き換えて丸め込んでいる。

また練習中のミスは悪いことではない。まして中学の部活である。ミスは直せばいいし、直らなけれれば、「どうすれば直るのか?」を考えればいいだけである。

厳しい練習を非難することはしない。しかし無茶や無意味な練習は厳しく非難する。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

スポンサーリンク
wp_336x280R
wp_336x280R
関連記事&スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク