ANA機が機内の気圧が低下して関空に緊急着陸した件から安全を考える

2018年6月27日午後7時すぎに離陸した、羽田空港発~鹿児島空港行の全日空629便が紀伊半島上空付近にさしかかった時、機内の気圧が下がる可能性を示す警告がついた。

本便は安全性を考慮して、午後9時14分に関西空港に緊急着陸した。

元ネタはこちら

→(FNN)ANA機 関空に緊急着陸 機内の気圧が低下

→(NHK)全日空機 異常知らせる警告で関空に緊急着陸

今回はこのトラブルから、飛行機の安全性について考えてみる。

感想と考察

飛行機の場合、トラブルが発生したら大変な事故になるため、今回の件は重大な問題と考えています。

しかし見方を変えれば、「適切な対応だった」という表現もできます。

ここからは個別に考えていきます。

トラブルの状況確認

ここではFNNとNHKの記事より、トラブルの状況を確認していきます。

6月27日午後7時すぎ、羽田空港発~鹿児島空港行の全日空629便が離陸する。

午後8時40分ごろ、紀伊半島上空付近にさしかかった時、客室内の気圧を一定に保つ予圧システムの異常を知らせる警告が、コックピットに表示された。

午後9時14分、トラブルにより行き先を関西空港に変更し、緊急着陸を行った。
乗客105人、乗員8人にケガや体調不良を訴えている人は、いないということです。

トラブル後、「急降下しているので酸素マスクをしてください」とアナウンスあり。しかし機体の状況に関するアナウンスは無かったとのこと。

安全性について

今回の件で一番大切なのは、「なぜトラブルが発生したのか?」を追求すること。そして対策を立てること。

これは当然のことだが、NHKの記事では次のことが書かれているので抜粋する。

全日空では、今回とは別の機体のボーイング777型機でも去年8月、与圧システムの異常を知らせる警告が出て、羽田空港に引き返すトラブルが起きています。この時は機体の中央部分の車輪の格納スペースにあるダクトが壊れたことが原因とされました。

今回トラブルが発生した機体が、「ボーイング777型」かは分からなかった。しかし同様にダクトが壊れたことが原因とすれば、前回の教訓を生かせなかったことになる。

この点は追求すべきです。

次に安全性についてだが、きちんと対応されているので「安全」と言い換えることも出来る。

確かに気圧トラブルが発生したのは問題です。しかし「気圧トラブルに関する警告がきちんと作動していた」と考えることも出来ます。

どのような整備を行っても、トラブル自体を無くすことは不可能です。そのため、「トラブルが発生した時の対応方法」を事前に考えておく、「ダブルチェック」が大切になる。

その点は評価されてもいい。

まとめ

ここまでは客観的に書いているが、実際に搭乗していればパニックになってもおかしくない。

まして酸素マスクが降りていながら、機体状況のアナウンスが無かったとしたら、それは不安にならないほうがおかしい。

ただこの場合のアナウンスは、本当のことを言うのが正しいのかは分からない。

アナウンスで「墜落する可能性があります」とは言えない。たとえ数%は可能性があったとしても、絶対に言えないだろう。

では逆に「安全です」「よくあるトラブルの一つです」などの、少し嘘を含んだ表現をするのが正しいのだろうか?

場合によれば、それはそれで疑惑の種になる。まったくトラブル対応は難しい。

また機内の正確な情報は分からないが、記事から判断すれば乗員も乗客も冷静に対応しているように感じる。パニックになって怒鳴る人などはいなかったのでは? その点は素晴らしい。

とにかく飛行機事故は恐ろしいので、このようなトラブルが無いことを願っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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