「栄養ドリンクは疲労回復に効果がないかもしれない?」件を考える

今回は「栄養ドリンクは疲労回復に効果がないかもしれない?」件について考えていく。

これについて考えるキッカケになったのは、梶本修身さんの「隠れ疲労」という本を
読んだからだ。

隠れ疲労 休んでも取れないグッタリ感の正体 (朝日新書)
梶本修身
朝日新聞出版
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いろいろ興味深いことが書いているが、次のように書いている箇所がある。

世の中に数ある栄養ドリンクの中で、疲労回復効果が証明されているものは、

実はひとつもありません。

「え!?」って感じですよね。

たしかラベルのところに「疲労回復」の文字を見たことはあるが、ウソを書かいているのか?と考えてしまう。

そうすると、続きにこのように書いている。

あらゆる栄養ドリンクのCMで、「疲労を回復させます」とはっきりと言葉にしているものは、ひとつもありません。

さらに驚く内容になっている。

栄養ドリンクの効能・効果

これから有名な栄養ドリンクの効能・効果を順番に調べていきます。

○オビタ・ドリンク

「滋養強壮、虚弱体質」

「肉体疲労・病後の体力低下・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの
場合の栄養補給」

確かに、肉体疲労の文字はあるが、「~などの場合の栄養補給」と書いている。

疲労が回復するとは書いていない。

○ポビタンD

「肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患などの場合の栄養補給」

「滋養強壮、虚弱体質」

こちらも多少の表現の違いだけで、先程と同じである。

○スカップ

「肉体疲労・食欲不振・病後の体力低下・発熱性消耗性疾患・栄養障害・妊娠授乳期などの
場合の栄養補給」

「滋養強壮、虚弱体質」

こちらも多少の表現の違いだけで、先程と同じである。

○ューピーコーワαドリンク

「滋養強壮、虚弱体質」

「肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の
栄養補給」

こちらも多少の表現の違いだけで、先程と同じである。

○リナミンV

「疲労の回復・予防」

「体力、身体抵抗力または集中力の維持・改善」

「日常生活における栄養不良に伴う身体不調の改善・予防」

「病中病後の体力低下時、発熱を伴う消耗性疾患時、食欲不振時、妊娠授乳期または産前産後等の栄養補給」

とうとう出てきました「疲労の回復」

しかし特徴のところで、このように書いている。

「フルスルチアミン塩酸塩とビタミンB群を配合、疲労の回復・予防によく効きます」

「ん~、よく効きます?」

これは「回復します」と同意語なのか?

少し判断が悩むところであり、どのようにも取れる感じ...

結果

主要な栄養ドリンクを調べたところ、ほとんどの商品は「~の栄養補給」であり、「疲労が
回復する」とは書いていなかった。

唯一最後の商品だけ、「疲労の回復・予防」と書いているが、別のところに「よく効きます」と書いており、断定しているとはいい難い。

また最後の商品の製品情報に、次の言葉が入っている。

「『カラダが疲れているが、もうひとがんばりしたい』ときなどによく効きます」

これって、疲労回復とは違いますよね。

疲れているけどもうひと頑張り、眠たいけど眠気を飛ばすのは、興奮剤のイメージ。

疲れている身体にムチ打って、さらに無理をするイメージ。

競馬の馬がムチを打たれてスピードアップしているのと、何が違うのだろうか?

こんなことが続くのが、とてもいいことだとは思えない...

もちろん私は専門家ではありません。

あくまで初めに紹介している本を読んで、自分なりに考えたことを書いているだけです。

しかし思い出すと、一つ気づくことがある。

もし栄養ドリンクが疲労回復をするなら、飲んだ翌日は楽になっているはず。

しかし翌日に疲労が回復していると感じた記憶はない。

むしろ前日の無理により、さらに疲労が積み重なっているイメージだ。

そこから、疲労回復にプラスの効果はあるかもしれない。

しかし決定的な疲労回復効果がないのは事実だろう。

忙しい時の後ひと踏ん張りとして飲むのはいい。

しかし常時飲むのは、疲労時に無理をしているだけの自覚は持って欲しい。

最高の栄養ドリンクは、間違いなく休憩。

仕事などを調整して、ゆっくり休んで下さい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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