新幹線の改札に危険物センサー設置は難しい件を考える

2018年6月9日夜に新幹線で発生した殺傷事件により、新幹線の改札に危険物を察知出来るセンサーの導入を望んでいる声を聞く。

2020年の東京オリンピックに向けて、テロ対策などにも活躍が期待される。

しかし個人的には、この案は難しいと考えている。今回はこの件を取り上げていく。

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感想と考察

もし「センサーは必要か?」と聞かれたら、「必要」と答えます。

しかし「センサーは可能か?」と聞かられた、「難しい」と答えます。

ここから個別に考えていきます。

新幹線だけ?

今回のような事件が起きますと、「このような事件を起こさないために!」と言う考えが主流になり、本質が忘れられている気がします。

タイトルにも書いていますが、「新幹線だけですか?」

もし技術的に可能であっても新幹線の改札だけに設置していると、「特急は?」「普通電車は?」「長距離バス?」「通常バスは?」と、他の乗り物を無視しています。

では「全ての改札に!」となるかもしれないが、一度改札を通ればOKなので、「人が少ない駅も含めた全て」となります。

コストと効果を考えましても、採用は困難と考えます。

新幹線だけに設置するとして

先程までは他の交通機関の話をしましたが、「新幹線だけに限定」の場合を考えてみます。

ただ新幹線限定でも非常に難しい。

まず一つ目に「乗り換え」です。

センサーを設置する場合、どうしても今の改札とは異なる設備が必要になります。

そしてそれは今の改札ほど、数を確保出来ないでしょう。

「乗り換え時に間に合わなくてもいいですか?」

短いタイミングで乗り換えできるのが電車のいいところです。

その利点を削ってしまうと、根本的な問題が発生します。

次に飛行機などと違い、電車は全ての荷物を車内に持ち込みます。

また危険物と包丁など、実用品の判断は難しいところです。

刃物の名産地で包丁を購入、もしくは料理人が包丁を持参すると、それで電車には乗れなくなります。

また「別に確保して後渡し」という作業は、限りなく困難なものでしょう。

「これを受け入れることができますか?」

まとめ

改札や入り口にセンサーを設置と言うのは簡単ですが、実質的な問題から難しいのは分かってもらえたと思います。

ただこのように書くと「安全を疎かにしていいのか!」と言う人がいます。

もちろんダメですが、このように言う人は自分がセンサーに引っ掛かったら怒るでしょう。

正論を言っているのは分かりますが、自己中心的な人とも考えています。

また電車全てをカバーすることが可能になっても、秋葉原の事件のようにオープンスペースで犯行を行われた時には防ぐことが出来ません。

「結局、物による対処方法では限界があるのです」

やはり考えるべきは、「このようなことが起こらない社会を作るには」という、大きなテーマで望まないといけません。

話を戻して、今回の新幹線で殺傷事件を起こした犯人も、自己中心的な人物でした。

抑止力としての装置は必要ですが、それ以上に大切なことが取り上げられることを期待しています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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