シャーロック・ホームズの名言や推理の考え方まとめました

回想のシャーロック・ホームズ

「シルヴァー・ブレーズ」号の失踪

パートナー

「おいおいワトスン、きみがきてくれれば百人力だということぐらい、いまさら言うまでもないだろう」

ホームズが事件のためダートムアに行こうとしている時、同行を申し込んだワトスン。

まさに「何をいまさら?」という感じですね。

事件

「じつをいうとね、これは新たな証拠をつかむことよりも、むしろ、すでに知られている事実をいかに取捨し、選択していくか、その点にこそ推理という技術を生かすべきだという、そういう事件なんだ」

事件の内容についてワトスンに話すホームズ。

いろんな人がいろんな情報に振り回されている事件は、よくありますね。

へま

「ぼくがへまをやったんだよ、ワトスン──恥ずかしながら、ぼくがへまをやるというのは、きみの発表する事件記録だけからぼくを知ってるみんなの考えてるよりも、ずっと頻繁に起きてることなのさ」

自分の失敗をワトスンに告白するホームズ。

小説の中でもちょっとしたミスや勘違いは、意外と頻繁に出てくる。

問題点

「問題点をはっきりさせるのには、他人にそれを語って聞かせるのがいちばんだし、そもそも、ぼくらがどこから出発するのか、そのへんをきみに示しておかないかぎり、きみの協力を期待するもへったくれもないだろうからね」

想像力

「わかっただろう、想像力の値打ちってものが。気の毒だがグレゴリーのせんせいに欠けてるのは、その想像力なのさ。われわれはまずなにがあったかを想像し、その想定にもとづいて行動し、そしてそれが正しかったことを確認した」

ある証拠を見つけたホームズがワトスンに語ったこと。

何も分からずに調べるのと、目的を持って調べるのでは、全然違いますからね

黄色い顔

自信過剰

「いいかいワトスン、今後ぼくがあまりに自信過剰に陥ってたり、あるいは、事件にたいして当然かけるべき手間を惜しんだりしている、そう感じられた場合には、遠慮なくこうささやいてくれたまえ──”ノーベリー”とね。そうしてもらえれば、ぼくはおおいに恩に着るよ」

自分の考える推理を信じ過ぎたため、まったく見当違いの考えをしてしまったホームズ。

その反省からホームズがワトスンに話したことになる。

マズグレーヴ家の儀式書

「つまるところ、きみのきれい好きもその程度ってことだね、ワトスン。しかし、きみの年譜にこの事件を加えてくれるのなら、ぼくとしても本望だ」

部屋の片付けを提案したワトスンだが、昔の事件の話が出て来た途端、興味が湧いてきた。

冗談を言いながらも、自分が解決した昔の事件を話すのは嬉しいホームズだった。

苦労

「きみがはじめてぼくと知りあって、『緋色の研究』として記録に残してくれたあの事件のころでさえ、たいして儲かるというわけじゃないにしても、いちおうの地歩は確立して、得意先もかなりついていたんだ。だから、それ以前にぼくがどれだけ苦労したか、たぶんきみには想像もつくまいし、ようやくこれが仕事として軌道に乗り、前を向いて進めるようになるまでに、どれだけ長い辛抱を強いられたかも、きみに察してもらうのはむずかしいだろう」

探偵を始めた当時の苦労を、ワトスンに話すホームズ。

ホームズシリーズの中でも、苦労話は珍しい。

機会

「ねえワトスン、わかるだろう、ぼくがどれだけ意気ごんで耳を傾けたか。それまで長らく無為に過ごしながら、ずっと待ち望んできたその機会が、ようやく手の届くところにやってきたんだから。本音を言うとね、ぼくは、ほかのだれもがうまく解決できなかった事件でも、自分ならみごとに成果を挙げてみせると、ひそかに期するところがあったんだが、いまはからずもその自分をためす機会が舞いこんできたというわけだ」

自分が世に出るきっかけを作ってくれた事件について、ワトスンに話すホームズ。

ホームズの興奮が感じられる。

「すくなくともこれは、もうひとつの謎を提供してくれてるよ。しかもその謎は、はじめの謎よりもさらに興味ぶかい。いっぽうの謎が解ければ、それがそのままもういっぽうの謎の解答となる、そういうことも考えられるね」

ある文章を見せられた時、ホームズが話したこと。

不思議な文章の出現に、喜んでいる感じですね。

方法

「こういう場合にぼくがいつもとる方法、きみなら知ってるだろう、ワトスン。自分をブラントンの立場に置いてみるのだ。まず手はじめに、対象とする人間の知力の程度を見きわめる。そのうえで、自分がおなじ状況に置かれたら、どんなふうに問題に取り組むだろうかを想像してみる」

問題に行き詰まり、初心に戻って考え直すホームズ。

相手の立場とはよく言われるが、「相手の知力に合わせる」という発想は面白いですね。

ライゲートの大地主

好奇心

「終わってみれば、おそろしく単純な事件だったとわかるかもしれない。しかしそれにしても、ちょっと聞いただけで、わずかながら好奇心をそそられるところがある」

静養に来ているのに、事件と聞いて落ち着かないホームズ。

ホームズにとっての休養は、事件そのものですからね。

運命

「運命はきみに味方しないようだな、ワトスン」

ワトスンから事件に関わらないように言われるホームズ。

ホームズ自身も関わらないと言っていたが、警察から協力を依頼されてしまって...

大成功

「事件はますますおもしろくなってきたよ。ねえワトスン、きみのすすめてくれた田舎の旅は大成功だったね。じつに気持ちのいい朝を過ごさせてもらっている」

事件に関わることが出来て、生き生きしているホームズ。

ワトスンのすすめる静養は別のものだったが...

背の曲がった男

初歩

「初歩的なことだよ。これはね、推理家がはたのものにすばらしいと言わしめる効果をつくりだせるのは、彼が推理の土台にしているあの小さなポイントが、他人にはつかめていないためだという、そのほんの一例さ。」

いつものようにワトスンの状況を推理で当てたホームズ。

感心されるために、定期的に使っているようだ。

正義

「正義が行われるようにするのは、万人の義務だからね」

ある人物に対して、「正義」という言葉を使うホームズ。

ただホームズにとっての正義は、世間の法律と同じとは限らない。

スポンサーリンク
wp_336x280R
wp_336x280R
関連記事&スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク