シャーロック・ホームズの名言や推理の考え方まとめました

技師の親指

間違い

「諸君はみんなまちがっている。いいや、それがありうるのさ」

犯罪が行われた場所を特定しようとして、それぞれが方向を予想した。

全方向に予想が別れた後、ホームズが話したことだが、その真意は?

経験

「経験を得たさ。間接的ながら、それがいずれ役に立ってくれるときがくる。今回の経験を言葉にして語るだけで、これから先一生、座談に長けたひととして評判を得られるだろうからね」

結果として依頼人はケガをした上に、何一つ得るものが無かった。

そんな依頼人に対してホームズが語ったことだが、ようは考え方次第ですね。

独身の貴族

手紙

「これはどうも、あまりありがたくない社交的なご招待と見たね──そういう場所に出ると、退屈させられるか、心にもない嘘を強いられるかするだけなんだ」

高級そうな手紙が来ていたのでイヤな予感がするホームズだったが、予想外の相手だったため、好奇心が上回る。

しかしホームズの性格がよく分かる言葉ですね。

高貴な依頼人

「いやね、ワトスン、気どって言うわけじゃないが、依頼人の身分なんてのはこのぼくにとって、事件への興味ほど重みもないんだ。」

依頼人の身分にはまったく興味を持たないホームズ。

実際、高貴な依頼人の案件も平気で断るし、また報酬が低くても興味があれば引き受ける。

ドラマティック

「なるほど。これは予想よりもおもしろくなってきそうだ。いや、ドラマティックだよ、まさに」

依頼内容を調べていくことにより、興味を持ち始めるホームズ。

言い直したのは不謹慎と考えたのですかね?

興味

「いやまったく、聞けば聞くほどおもしろそうな事件だ。このぼくが乗りださずにいてどうなるものか」

事件をさらに調べていくことにより、興味を増してゆくホームズ。

ホームズの場合、探偵は仕事というより趣味ですからね。

解決

「それならすでに解決しております」「難問はすでに解決している、そう申しあげました」「その点も、いずれ早急にお答えをさしあげられるでしょう」

依頼人の話を聞いただけで、問題は解決したと話すホームズ。

小説として読むのはいいけど、実際に言われたら焦れったく感じるかも?

同列

「かたじけなくもあのお殿様、ぼくの頭をご自分の頭と同列に扱ってくれたよ」

ホームズの言い方が気に入らず、少し怒り気味で帰った依頼人。

しかし不満を持っているのは、ホームズも同じだった。

虎の巻

「ぼくには虎の巻があるからね──これに似たケースは、それを見ればいくつも出てくる」

過去の犯罪や事例について、膨大な知識があるホームズ。

今回の場合は「解決した」ではなく、「知っている」が正しいのかもしれない。

何もない?

「たしかになにもないと見えるかもしれない。それでもやはり、きわめて重要なんだ」

レストレード警部が持ってきたメモを見た時、ホームズが話したこと。

ホームズがよく言っているように、見えていても観察できていない。

解決の後

「今度の事件はなかなかおもしろかった。なぜかというと、はじめはほとんど不可能としか思えない事件でも、きわめて明快かつ単純な説明が可能だということを、これがはっきり教えてくれたからさ」

事件の内容にも、結果にも満足しているホームズ。

不可能に見えることでも、一つキッカケがあれば単純なことは多いのかもしれない。

緑柱石の宝冠

問題

「問題があなたや警察の当初考えたのよりも、はるかに底の深いものであると、まだお気づきにならないのはなぜでしょう。あなたには、事件は単純なものと見える。ぼくにはそれがきわめて複雑なものと見える」

依頼人が単純な考えに固執し、また冷静さを欠いていることに対して、苛立ちを隠せないホームズ。

こういう場合、少し辛辣な表現を使うホームズだった。

事実

「残念ながら、ありうるありえないの問題ではない。事実なのです」

ある事実を信じない依頼人に対して、ホームズが話したこと。

事実は残念ながら、残酷な要素も含んでいる...

橅(ぶな)の木屋敷の怪

技術

「ぼくが自分の技術にたいして正当な評価をもとめるのは、それがぼく個人とは無関係なもの──ぼく個人を超越したものだからなんだ。犯罪はありふれたもの。だが的確な論理はまれなもの。だからきみも、犯罪そのものより、それを解明する論理のほうにこそ重きをおいて書くべきだ、そう言いたいのさ」

ワトスンの書いている事件記録に対して、ホームズが話していること。

ホームズはいつも面白さを追求するワトスンの書き方について、不満を漏らしている。

危険

「それがわかっていれば、もはや危険とは言えませんよ。とはいえ、万一のときには、電報一本くだされば、昼夜を問わず、すぐにかけつけますから」

条件の良すぎる家庭教師の依頼を受けたことにより、不安になっている依頼人の女性に対して、ホームズが話したこと。

明確なことは分からないので止められないが、良い条件には裏がありますからね。

田園風景

「あいにくだけどね、ワトスン、ぼくはなにを見ても自分の専門分野と結びつけて考えなきゃいられないという、いたって因果な性分なんだ。きみはああして点在する家々を見る。そしてその美しさに感嘆する。ぼくもおなじ景色を見るが、そのときぼくの頭に浮かぶのは、あれらがいかにも孤立して見えるということと、だからあそこなら犯罪が起きても、発覚せずに終わることもずいぶんあるだろうなということ、それだけなのさ」

依頼により田園風景が広がる場所に来た、ホームズとワトスン。

ワトスンは純粋に風景を見ているが、ホームズには別の風景が見えていた。

田園風景の実態

「ぼくはいつだってそうなんだ──いつ見ても、なんだかぞっとさせられる。これは経験から言うんだけどね、ワトスン、こういう明るく美しい田園のほうが、ロンドンの最低、最悪の裏町なんかより、よほどおそるべき悪の巣窟だと言うべきなんだよ」

改めて、田園風景が広がる田舎の恐ろしさを語るホームズ

日本の小説でも残忍は犯罪は、町より村で起こるイメージですからね。

親子

「いいかいワトスン、きみも医学者として、両親を観察することで子供の性向を診断するということは、たぶん日常的にやっているはずだ。なら、逆もまた真なり、とは思わないか? ぼくにはたびたびそういう覚えがある──子供を観察することで、両親の性格をはじめて正しく認識することができた、という覚えがね」

親子の性格の関連性を話すホームズ。

大人は性格を隠すこともあるので、子供から見るという考えもありますね。

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