シャーロック・ホームズの名言や推理の考え方まとめました

五つのオレンジの種

友達

「ぼくの友達といえば、きみしかいないよ。べつに客を呼んだりすることもないしね」

雨の強い日に呼び鈴が鳴った時、ワトスンに対してホームズが話したこと。

事実かもしれないが、サラッといいますね。

事件

「ここへ持ちこまれる事件で、尋常な事件などありませんよ。いわばぼくは、究極の控訴裁判所といったところですから」

依頼人が「尋常ならぬ事件」と話した時、ホームズが返したこと。

自信もあるが、相手を落ち着かせる効果もありそうですね。

焦り

「なんだってきみはここへきたりしたんです。いや、その前に、なんだってすぐにここへ駆けつけてこなかったんです?」

警察に訴えたが受け付けてもらえず、家に見張りをつけてくれているだけの依頼人。

家を出たことに怒り、自分への連絡が遅かったことへの焦りを感じているホームズだった。

危険

「そこで、まず真っ先に考えるべきは、あなたの身にひしひしと迫っている危険を取り除くこと。謎を解いたり、悪人どもを懲らしめたりするのは、二の次、三の次です」

事件の解決より、依頼人の安全を第一に考えるホームズ。

ホームズにとって一番大切なのは、解決ではなく予防ということが分かる。

推理

「今回の事件では、これまでの出来事の結果がどうなるか、それはまだつかめていない。それは推理によってのみ到達できるものだからね。五官に頼って解決をもとめる連中が、ことごとく行きづまったような難問でも、書斎にいるだけで解けることはあるんだ」

突然訪れた緊急で、また異常な事件に対して、方向性を見つけることが出来ないホームズ。

まず分かっている情報から、何かを導き出そうとしている。

プライド

「ぼくはプライドを傷つけられたよ、ワトスン。もちろん、けちな感情ではあるんだが、それでもプライドが傷ついたことはまちがいない。こうなれば、もはやぼく自身の問題だ。ほうっておくわけにはいかない。今後はこの命あるかぎり、いつかぜったいにこの悪党一味をこの手で捕えてみせる」

せっかく依頼を受けていたが、捜査を始める前に相手に先手を打たれたホームズ。

プライドが傷つき、そして報酬に関係なく、相手を捕まえることを宣言する。

空腹

「飢え死にしそうだよ。食べることなんか忘れてた。朝からなにも食べていない」

朝から捜査に没頭し、夜まで何も食べていないホームズ。

この集中力や行動力が、事件を解決に導いていく。

くちびるのねじれた男

沈黙

「ねえ、ワトスン、きみは沈黙というすばらしい資質に恵まれているね。だからこそきみは、かけがえのない旅の道連れなんだ。実際、ぼくにとっては、話したいときに話し相手になってくれるだれかがいてくれる、これほどありがたいことはない」

急な依頼でも受けてくれるワトスンに対して、ホームズが語ったこと。

話したい時に話せるというのは、話したくない時に話さなくていいとのセットになる。

事件

「じつはこの事件、うわべはばかばかしいほど単純に見えるが、そのくせ、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからないときている。いってみれば、糸口は山ほどありそうなのに、どれもしっかりつかめない、といったところかな」

単純であり、また情報が多いために、返って混乱しているホームズ。

それをまとめるのにワトスンと話すのは、最良の手段となる。

直観

「これでもぼくはいろんな経験をしてきましたから、女性の直観のほうが、分析的推理による結論よりも値打ちがある場合もある、それを知らないわけではありません」

まだ結論に達していないホームズに対して、依頼人の女性は自分の考えを話しだした。

それは論理的なものではなかったが、それゆえに真実をついている可能性も示唆していた。

テスト

「じつは、ちょっとした思いつきをテストしてみたいのさ。いいかい、ワトスン、いまきみはヨーロッパ一の大ばか者の前に立っているんだ。ここからチャリング・クロスあたりまで蹴とばされたって、文句は言えないくらいだよ。それでもどうやら今度の鍵だけはつかめたみたいなんだ」
「さあ行こう、出発だ。ぼくのその鍵がはたして鍵穴に合うかどうか、それを確かめるとしようじゃないか」

昨日まで方針すらつかめなかったホームズだが、今日になり自信をみなぎらせていた。

ホームズは時々、このような冗談と芝居がかったセリフを言う。

青い柘榴(ざくろ)石

犯罪以下

「いやいや、犯罪は関係ない。そりゃね、このわずか数平方マイルという狭い土地に、四百万もの人間が押しあいへしあいして暮らしているからには、ちょっとした奇妙な事件というのには事欠かないけれど、これもそのひとつにすぎないよ。これだけ多数の人間がぎっしり集まって、たがいに作用と反作用をくりかえすそのうちには、いろんな事象がありとあらゆる組み合わせで起きてくるだろうし、犯罪にはならないまでも、あっと驚くような奇怪な出来事が、あまた発生する可能性だってある」

少し長いが、ホームズがある帽子を調べていた時のことになる。

ホームズの事件の中には、犯罪には問えないがその人にとって奇怪なものが多数ある。

推論

「それはちがうぞ、ワトスン。きみにはすべて見えているはずだ。だだ、見たものから推理を組み立てることに成功していない。思いきって推論を導きだそうとすることに臆病なんだ」

同じように帽子を見ていても、何も思いつかないワトスンにホームズが話したこと。

といっても一般人には分からないですよね...

商売

「シャーロック・ホームズというものだが、他人の知らないことを知るというのがぼくの商売なんでね」

ある人物に対してホームズが話したこと。少し冗談っぽい感じですね。

報酬

「いまはクリスマス──ひとを許す季節だ。ひょんなことから、すこぶる珍しくて風変わりな事件が、ぼくらの手にころがりこんできた。だから、その解決それ自体がひとつの報酬なのさ」

ある犯罪を解決したホームズだが、犯人を警察には突き出さなかった。

善意ばかりではないが、自身の正義と合えば、必ずしも法の番人ではないホームズだった。

まだらの紐

解決

「すぐになにもかも解決してさしあげますからね、ご心配には及びません」

不安で落ち着かない女性の依頼人に対し、優しく話しかけるホームズ。

女性嫌いのホームズだが、紳士としての振る舞いは完璧にこなしていく。

脅迫者

「はは、なかなか愉快なご仁だね。あともうすこしここで辛抱していてくれれば、ぼくも体の大きさでは及ばないまでも、腕力ではたいしてひけをとらないことを証明してやれたんだが」

ホームズを脅迫に来た人物は、暖炉の火かき棒を二つ折りに曲げてから帰っていった。

それに対してホームズは、曲がっている火かき棒を元に戻しながら話したのだった。

医者

「隠微も隠微、忌まわしさもじゅうぶん、まさにお釣りがくるくらいさ。医者が悪の道に走ると、最悪の犯罪者になる傾向がある。なにしろ度胸もあり、知識にも事欠かないからね」

医者が犯人と考え、警戒しているホームズ。

確かにいつも生命と向き合っているため、良くも悪くもあっていますね。

暴力

「暴力を用いれば、畢竟(ひっきょう)、それがおのれにはねかえってくる。他人のために穴を掘るものは、自らその墓穴に落ちる。因果応報さ」

ある人物の状況に対してホームズが語ったこと。全てがそうあればいいのだけれど...

不十分なデータ

「ぼくも一時はまったく誤った結論に達していたんだが。これはね、ワトスン、不十分なデータから推論をくだすというのがいかに危険なことか、それを教えてくれている」

いつも情報が集まるまで推理を行わないホームズだが、今回は違ったようだ。

シリーズを通して見ると、ホームズもいろいろとミスをしていますからね。

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