シャーロック・ホームズの名言や推理の考え方まとめました

コナン・ドイル作「シャーロック・ホームズシリーズ」

ホームズの名言や推理の考え方はもちろん、自身のことやジョークなども交えて、作品別にまとめていきます。

目次

1、緋色の研究

2、四人の署名

3、シャーロック・ホームズの冒険

4、回想のシャーロック・ホームズ

5、バスカヴィル家の犬(作成途中)

6、シャーロック・ホームズの復活(後日作成予定)

7、恐怖の谷(後日作成予定)

8、シャーロック・ホームズ最後の挨拶(後日作成予定)

9、シャーロック・ホームズの事件簿(後日作成予定)

緋色の研究

欠点

「あとは、と──ほかにどんな欠点があったかな、ぼくには。そうだ、ときどきふさぎこむことがあるし、何日もつづけて、一言も口をきかないということもある。そんなときは、不機嫌だと思ってもらっちゃ困る。ただほっといてくれればいいんです──じきにもとにもどりますから」

ワトスンとの初対面の時、ホームズが自身の性格を語っている。

ルームメイトとして好ましいかは、難ししいところですね。

新しい知識

「だがいまこうして知ったからには、これからはせいぜいそれを忘れるように努めなきゃ」

人間の脳の記憶量には、限界があると考えているホームズ。

ワトスンが話した探偵として必要のない知識は、聞いた端から忘れようとしている。

天文学

「それがぼくにとってなんの役に立つんです? われわれは太陽のまわりをまわっている、そうきみは言う。ですがね、たとえわれわれのまわっているのが月のまわりであろうと、それはぼくにとって、あるいはぼくの仕事にとって、これぽっちの差異ももたらすわけじゃないんです」

太陽と地球の関係を話すワトスンに対して、全く興味を示さないホームズ。

ちょっと極端だが、「必要性」の一点のみがホームズの価値観となる。

犯罪

「そもそも犯罪というやつには、それぞれにいちじるしい類似性があるものでね。だから、およそ一千もの事例に精通しているかぎり、一千一例めのやつが解き明かせないというほうが、かえって不思議なくらいなんです」

犯罪について、過去の膨大な情報を把握しているホームズ。

観察はもちろんだが、この膨大な知識量がホームズの推理を支えている。

嘆き

「きょうび、まともな犯罪や犯罪者には、めっきりお目にかかれなくなった。せっかくぼくほどの頭脳をそなえていながら、職業のうえでは、それがなんの役にも立っていない」

誰よりも探偵という職業に自信を持っているホームズ。

しかしその技術を活かせる犯罪や犯罪者が、いなくなったことを嘆いている。

説明

「ぼくには一目でわかったんだが、どうしてわかったのかを説明するほうが、かえってむずかしい。二足す二が四になることはよく知ってても、そうなる理屈を説明しろと言われたら、ちょっと困るのとおなじでね」

ある人物の外見的特徴から、前職を言い当てたホームズ。

それを聞いたワトソンは説明を求めたが、返って困惑している。

車の運転は出来ても、その動作を説明するのは難しいですよね。

推理

「まだ判断の材料がないからね。具体的な証拠がそろわないうちに、論を立てようとするのは大きなまちがいだよ。それは判断をゆがめるおそれがある」

ある事件について何も考えないホームズに対して、ワトソンが問いかけたこと。

間違った予想をしてしまうと、その予想に都合の良いものだけ採用してしまう...

天才

「よく言われることだが”天才とは無限に努力しうる才能”なんだそうだ。ずいぶん雑駁(ざっぱく)な定義だが、それでも探偵仕事にはたしかにあてはまるね」

ホームズが殺人事件の現場確認の後、ワトスンに話したこと。

探偵には天才が必要ということか、それとも自分がその天才だということか...

種明かし

「手品師はいったん種明かしをしてしまったら、もう感心されないし、尊敬もされなくなる。ぼくの捜査方法にしてもおなじだ──きみにあんまり手のうちを明かしすぎると、なんだ、所詮はおまえもただの凡人じゃないか、ってな結論を出されかねないからね」

現在までに分かっている推理を、ワトスンに話すホームズ。

しかし少し話しすぎたと考えて、最終的な結論は話さなかった。

失敗

「スコットランドヤードの連中にだけは、これはどうあっても知られたくないね。これまでずいぶん連中を笑いものにしてきたから、こえを聞かれたら、死ぬまで語り種にされるのは知れている。もっとも、こうして笑っていられるのも、いつかはお返ししてやれるという自信があればこそなんだけどね」

犯人の追跡に失敗したことを、ワトスンに報告するホームズ。

自虐しているが、次に対する自信ものぞかせている。

警察

「とんでもない、結果なんてどうでもいいのさ。もし犯人がつかまれば、お二方の奮闘によってということになるし、かりに犯人が逃げおおせれば、お二方の奮闘むなしく、ということになる。”表が出ればぼくの勝ち、裏が出ればきみの負け”というわけだよ。あのふたりがなにをしようと、必ずそれを褒めそやすものが出てくる。”ばかものはつねにおのれを褒めたたえるばかものを見つけだす”とも言うじゃないか」

二人の警部に対する新聞記事を見て、ホームズが語ったことになる。

警察に対しては、いつも辛辣なホームズだった...

ベイカー街少年隊

「ああいった物乞いの子供ひとりが、十人もの警官に匹敵することだってあるんだ」

ホームズが情報収集に利用している、浮浪児6人からなる「ベイカー街少年隊」

その優秀さをワトスンに話している。

最後のつながり

「それだ! 欠けていた最後のつながりがついに見つかった! これで一見落着だ」

レストレード警部が持ってきた情報を聞いた時、ホームズは突然叫んだのがこれ。

些細な情報だったため、周りは理解できない状況になっている。

ホームズもたまにテンションが高くなる。

信頼

「もっと自分を信頼すべきだったな。とっくにわかっててもよかったんだ──あるひとつの事実が、そこまでたどってきた長い推理の筋道と矛盾するように見えるときは、必ずやそこに、なにかべつの解釈がありうるということに」

実験の結果が悪かったため自分の推理を疑うホームズだったが、実験方法自体が間違っていたことに気づいた。

その後、正しい実験方法にたどり着く。

世間

「あのね、どれだけ仕事をしたかなんてこと、世間じゃたいして問題にはされないのさ。問題はむしろ、どれだけの仕事をしたと、世間に信じさせられるかどうかなんだから」

事件を解決したのはホームズだが、手柄は両警部になっていることを指摘するワトスン。

それに対する答えだが、そもそも名声には興味のないホームズだった。

異常

「いつかも話したことだが、異常な事柄というのは、手がかりにこそなれ、けっして捜査の妨げにはならない」

特殊な出来事や不思議な発見があると、人は混乱するもの。

しかしホームズにとっては、ヒント以外の何物でもなかった。

推理

「たいていのひとは、一連の出来事を順序だてて説明されれば、その結果がどうなるかを言いあてることができる。それらの出来事を頭のなかで積み重ねていって、そこから出てくる結果を推測するわけだ。しかるに、ある結果だけを先に与えられた場合、自分の隠れた意識の底から、論理がどういった段階を経て発展して、そういう結果にいたったのか、それを分析できる人間はほとんどいない。あとへあとへと逆もどりしながら推理する、もしくは分析的に推理するとぼくが言うのは、この能力のことを意味してるんだ」

ホームズが行っている推理の筋道になる。

例えば、「1+1=」の答えは誰でも知っているが、「2という答えから、私が考えている数式を当てなさい」という問題を答えるのが難しいのと同じですね。

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