摂食障害で14歳女性が77日間身体拘束を受けていた報道について考える

2018年5月17日、接触障害で入院していた14歳女性が、77日間に及ぶ不当な身体拘束を受けていたとして、病院側に損害賠償を求める裁判を起こした。

現在女性は24歳であり、退院後当時は精神状態を著しく悪化させ、別の病院でうつ病と診断されていた。

元ネタはこちら

→(朝日)14歳の身体拘束77日間 「殺された方がましだった」

今回はこの件における報道について考えていく。

ここに書いていくのは独自の調査をしているのではなく、あくまで記事から考えたことや、感じたことになる。

感想と考察

初めにこの記事を読んだ時は「トンデモナイ」と考えたのだが、少し冷静になって他の情報を調べてみた。

その結果、次のような記事が見つかった。

→(毎日)摂食障害 入院の女性が病院提訴「77日間身体拘束」で

基本的には同じだが、毎日の記事では朝日には書いていないことが書かれている。

これにより少し印象が異なるので、個別に考えていく。

病状について

まず「なぜ入院したのか?」だが、これに関しては「摂食障害」としか書かれていない。

食べすぎてしまうのか、それとも食べることが出来ないのかが不明だが、点滴と書かれているので、おそらくは「食べない」方だと考えている。

なぜ拘束されたのか?

入院後にベッドから降りたり、また音楽すら聴けないなどの行動制限に納得出来ず、抗議のため点滴を抜いたとある。

また朝日には日数が書いていないが、毎日では5日後とある。

次に毎日には書いていないが、朝日には「排泄は看護師の前で簡易トイレにしなくてはならなかった」とある。

確かにトイレの件は抗議をしたくなるところだが、トイレすら認めることが出来ないほど、異常を感じさせる状態だったのかもしれない。

また抗議のためとはいえ、点滴を抜くという行為は、自分の命を盾に取る異常な行動になる。

拘束に対する同意について

これは非常に大きな問題だが、朝日には書いていない。

毎日の記事を見ると、「本人の同意がなくても保護者の同意があれば入院させられる『医療保護入院』に切り替え」とある。

ここから親が見ても納得してしまうほどの、精神状態で合ったことが伺える。

拘束は異例な行動なのか?

朝日の記事には書いていないが、毎日の記事を見ると「精神科の病院で拘束を受けている患者は約1万人おり」とある。

77日間という期間の判断は難しいが、治療の一部として認識はされている。

拘束中の状態について

どちらの記事にも、鼻からチューブを通して栄養をとる表現がある。

そして朝日の記事だけに、排泄に関することも書いている。

確かに排泄に関して、14歳の少女にとっては屈辱的なことかもしれないが、拘束という手段が取られている以上、仕方がないとも考える。

退院後について

どちらの記事にも拘束による後遺症から、うつ病と診断されたとある。

これについては個人的な感覚のため、判断が難しい。

まとめ

今回の件について、個人的に正当か不当かという考えは書かない。

この記事だけでは判断が難しく、また私は医療の専門家ではないからだ。

ただ一般的なことを書けば、確かに77日間も拘束されるのは異常です。

しかし入院が必要な程の摂食障害が合ったとすれば、普通のことでは治らないのも事実。

また拘束自体も親の同意は合ったのだから、普通の状態では無かったのだろう。

入院女性が「代替方法もあった」と指摘しているが、精神的に普通でない状態の時の「ある」というのを鵜呑みに出来ない。

少し違うが、酔っている人の「大丈夫」と同じぐらい、大丈夫でない気がする。

拘束が正しいとは考えない。

しかし拘束しないと、「どうすることも出来ない」という状況もある。

まずそのように診断されないような、精神状態でありたい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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