「世界が変わらない」という事実について

世界では相変わらず人の争いが続いている。

日本でも不祥事が後を絶たない。

これだけ歴史が積み重なり、何をすればいいのか分かっているのに、相変わらず状況は変わらない。

これを考えるキッカケになったのは、中村文則さんの「R帝国」という本を読んだからだ。

全文は次になる。

「世界が変わらないという決定的な証拠がある。
この世界に、一体どれだけ素晴らしい芸術作品、どれだけ素晴らしい言葉がこれまでに生まれたと思う?」

「なのに世界は未だにこの有様だ」

今回はこの件について考えてみる。

R帝国

R帝国

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中村 文則
中央公論新社
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感想と考察

もちろん世界は少しずつ変わっている。

ただ同じようなことを繰り返しているだけだ。

同じ人は生まれてこない。

全く同じ争いも存在しない。

それなのに似たような問題は、止むこと無く続いている。

人に欲望がある限り変わらないのか?

もしくは人の進化のために変えてはいけないのか?

人同士の争いによる進化は正しいのだろうか?

「そんな進化は必要なのだろうか?」

ただこのような結論が一番怖いものとなる。

争いの原因が欲望だとしたら、「それを無くす方法」を考えるのがもっとも怖い考え方。

もちろん教育により導くのなら良い。

しかし強制的な何かを使うのだとしたら、絶対に反対しないといけない。

SFなどでよく見る改造的なことを実行されたら大変だ。

しかし、「争うよりは良い」と考える思想が生まれる可能性はある。

ここで一番の問題は、「誰がその決定権を持つのか?」

争いを無くすために、争いの原因を作ってしまうことになる...

まとめ

世界的な争いで考えると難しくなるので、日常的なことも考えてみる。

もっとも分かりやすいのがダイエット商品になる。

素晴らしく効果があると宣伝されている商品が、毎年発売されている。

素晴らしく効果があるなら新しい商品は不要のはずだが、「さらに効果がある」と宣伝している商品が相変わらず発売されている。

そしてなぜか、素晴らしく効果がある商品を買っている人が、また新しい商品を買う。

楽に効果を持続させるために買うなら間違いではないが、常に一からのスタートになっている。

ここから考えるとダイエット商品とは、効果が有るよりも効果が有ると考えられる方が大切なのかもしれない。

そして人は同じ行動を繰り返す...

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

→中村文則インデックス

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