「かしこくなるのも別にいいことじゃないかもしれないよ」が考えさせられる

住野よるさんの「また、同じ夢を見ていた」の名言を紹介する。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた

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住野 よる
双葉社
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全文も同じく次になる。

「かしこくなるのも別にいいことじゃないかもしれないよ」

主人公の奈ノ花ちゃんに対して、南さんが話した言葉だ。

この時の状況など、いろいろ考えていく。

状況の説明

主人公の小柳奈ノ花ちゃんが、いろいろな世代の女性との交流により成長していく物語。

今日も奈ノ花ちゃんは、南さんと呼ばれる高校生の女の人に会いに行く。

両親が自分にかまってくれないことを、不満に思っている奈ノ花ちゃん。

南さんにそのことを話していた。

また奈ノ花ちゃんは小学生なのに例え話をしたりして、少しかしこぶっている女の子。

その話し方は、南さんから見ても少し偉そうに感じていた。

その奈ノ花ちゃんが、さらにかしこくなりたいと言っている。

それに対して南さんが返したのが今回の名言となる。

感想と考察

かしこくなることは良いことであり、褒められること。

このように単純なものだろうか?

特に今回の奈ノ花ちゃんと南さんの会話は親子の問題のため、今回は子供がかしこくなることを親がどう感じるかについて考えてみる。

ここで当然うれしいことであり、好ましい状況と考えたとしたら、間違う可能性が高い。

いま子供のかしこさを「勉強」や「テストの点数」で考えなかっただろうか?

それはかしこさの一部でしか無い。

かしこい子供は勉強以外のことにも興味を持つ。

いやむしろ、勉強以外のことにこそ興味を持つ。

例えば子供があらゆることに感心を持ち、「どうして?」という言葉を繰り返すことが親の立場にとってうれしいだろうか?

自分に分からないことも聞いてくる、子供をかわいいと思うだろうか?

残念ながら親が考えるかしこさやかわいさは、自分の考えの中に治まっている場合に感じること。

それを超えると、返ってマイナスの感情を生み出すもの。

例えば、親の行動をいちいち非難する子供はかわいいと感じるだろうか?

もう一度、落ち着いて考えたいものだ。

まとめ

残念ながら学校や社会においても、中途半端にかしこい人は苦労する傾向にある。

圧倒的にかしこければ、周りを無視することが出来る。

しかしそのレベルに達していなければ、周りがバカに見えてしまい、返ってバランスを崩す可能性が高い。

もちろんバカなら困ってしまうが、バカに見せることは有効なこともある。

また他人がバカに見えるようなかしこさなら、返って無いほうが幸せになれるだろう。

「かしこさ」をバランスよくアピール、もしくは隠すことができる「かしこさ」が欲しいものだ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

→「それでも今日、お前から謝れ。ごめんなさいって、言え」をぜひ実行して欲しい

→住野よるインデックス

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