「大人なんてみーんな、的外れだよ」が間違いのない真実について

住野よるさんの「また、同じ夢を見ていた」の名言を紹介する。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた

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住野 よる
双葉社
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全文も同じく次になる。

「大人なんてみーんな、的外れだよ」

主人公の奈ノ花ちゃんに対して、アバズレさんが話した言葉だ。

この時の状況など、いろいろ考えていく。

状況の説明

主人公の小柳奈ノ花ちゃんが、いろいろな世代の女性との交流により成長していく物語。

今日も奈ノ花ちゃんは、「アバズレさん」と呼ばれる女性に会いに来ていた。

今日、学校で合ったことを話す奈ノ花ちゃん。

その一つに先生と話をしたことが含まれていた。

先生の話は優しさがあり、アバズレさんは先生を褒めてみた。

それに同意する奈ノ花ちゃんだが、「時々、的外れ」とも話し出す。

それに対してアバズレさんが返したのが、今回の名言となる。

感想と考察

大人の言っていることは正しいことが多い。

しかし子供にとって大人の話は的外れである。

これは矛盾する話ではない。

そしてこれは、お互いにとっての事実ではないが真実になる。

少し謎掛けみたいになったので例を上げてみる。

例えば、親が「勉強しなさい!」と言ったとする。

勉強することは、将来有利に働くことが多いという真実がある。

しかし子供にとっては、そんな未来のことより今が大切になるのでポイントがズレている。

そして何より勉強したからと言って、将来有利に働くとは限らないという真実もある。

これは両方共が正しくも有り、そして間違いでもある。

なぜなら、「勉強すると将来有利になる」というのは事実ではないからだ。

あくまで可能性の話であり、それをさも事実のように話しているだけであり、それぞれが考えている真実に過ぎない。

簡単に言えば、思い込んでいるだけ。

そんなお互いの都合だけで話している言葉は、的外れの連続となる。

まとめ

では大人の言うことに意味は無いのか?

もちろんそれは違う。

大人は自分の知識や経験から話しているから、将来役に立つことは多い。

しかし大人は残念ながら、自分の知識や経験だけを参考にしているため、子供が置かれている現在の状況と未来についてまでは分かっていない。

過去から未来を推測しているだけであり、それは間違うことも多くある。

場合によれば、すでに間違えていることもある。

だが大人は自分が正しいと考えているため、子供の言うことは聞かないことが多い。

やはり子供にとって、ほとんどの大人の話は的外れとなる...

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

→「かしこくなるのも別にいいことじゃないかもしれないよ」が考えさせられる

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