会社を変えるためには小さなことから始めよう

上手く組織が廻らない。

そして改善を実行しても、上手く浸透していかない。

このように嘆く経営者や組織の長は多くいることだろう。

ではどのようにして、組織を変えようとしているだろうか?

もしかして全員に声を掛けるだけで、変わると信じていないだろうか?

その点について、具体的な方法案を考えていく。

ちなみに私に実績があるわけではないので、あくまで机上の話とする。

初期の参加人数について

まず会社の規模についてだが、これはあまりこだわらない。

100人でも、1000人でも、1万人でも初めは同じになる。

まずは一つの部署、もしくはさらに絞って三人で良いと考えている。

それでは少な過ぎると考えるかもしれないが、多ければ多いほど細かい調整が難しくなる。

そのため考え方を理解してくれる三人と、直属の上司一人がいれば十分となる。

間違っても、100人単位の人を変えれるなどと考えてはいけない。

具体的な進め方

私が考える上手く廻っていない組織とは、単純にお互いの連携が出来ていないためと考えている。

そのため初期のメンバーには、とにかくどのような連携が好ましいかを考えてもらう。

そして作業それぞれについて、検証を行っていく。

作業にはいろいろある。

まず一人ですることが効率的な作業。

二人のペアですることが効率的な作業。

三人など分業して行ったほうが効率的な作業などである。

またこれにはチェック体制も含まれるので、複合的な考え方が必要となる。

しかし考えろと言われても、出来ないのは当然のこと。

最初は混乱するため、返って効率が落ちることだろう。

人に任せることが多くなるため、衝突も起きるかもしれない。

しかしそれは問題ではない。

なぜなら、それを見極めるために小さな組織で行っているからだ。

そしてその調整をするために、上司は全面的にバックアップしないといけない。

その期間は最低でも三ヶ月は必要と考えている。

その期間は本人たちの調整と、周りからのプレッシャーを上手く交わす必要がある。

しかし三ヶ月もすると、いろいろと情報が集まってくる。

何をした時に上手く行ったのか?

何をした時に上手く行かなかったのか?

そしてそこから何をするべきと考えているか?

そしてここで改めて、なぜ「三人」としたかを考えたい。

業務改善を目的とするこの集まりは、作業自体はもちろんだが、休みも視野に入れている。

単純に一人が休んでも、二人いればカバー出来る体制を作ることが目的となる。

またそれぞれに得手不得手があり、作業を分担することが好ましい。

誰もが得意とすることをしたいもの。

何よりそれが効率的となる。

そして個人で達成するのではなく、チームで達成することを目標とするシステムを作る。

まずこの実績を作ることが最重要課題となる。

システムの浸透方法

先程までで三人一組によるチームの必要性を書いてきたが、それだけでもかなり困難が伴うのは予想できる。

三ヶ月と書いたが、実際は一年かかってもおかしくない。

それぐらい難しいことを経営者や上司は理解しないといけない。

逆に言えば少数ですら難しいのだから、全体で考えるともっと難しい。

そのためいくら一組のチームが上手く機能しても、全体に広めて上手く行くはずがない。

そこで浸透させる方法の一つとして、まず情報開示がある。

このようにして上手く廻っているという点をアピールする。

その時にアピールする側に、無理な負担をかけてはいけない。

なぜならアピール自体は単なる手段であり、目的ではないからだ。

ではこれにより何を目指すのか?

「効率がいいのなら実行したい」と考えているメンバーの抽出になる。

よくこの手のシステムが浸透しないのは、受け手側の気持ちの問題が大きい。

いくら良くても納得出来ていなければ、不平不満しか生まれない。

まして最初から上手くいかないのはテストケースで分かっており、さらに不満が増えていくことになる。

そのため考え方を理解し、少しでも前向きな人だけを対象として広げていく。

そしてその人達により成功事例を増やしていく。

特に部署にこだわる必要はない。

同じ部署内でもいいし、他部署であれば更に良い。

とにかく点としての成功例を増やして行くことが大切となる。

それにより点が線となるネットワークを構築することが、最重要課題となる。