「そんな奇跡が起きないことは、知っている」が名言なので紹介する

全文は次になります。

「そんな奇跡が起きたらいいと、ずっと、願っている。そんな奇跡が起きないことは、知っている」

「かがみの孤城(辻村深月)」という本の中に書いている言葉になります。

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状況の説明

いじめを受けている中学生の少女が、鏡の中にある孤城に招待され、同年代の少年少女たちと問題を解決する物語。

主人公のこころは、ある事件をキッカケにして学校に行けなくなる。

こころは学校に行きたくないわけではない。ただ「学校に行くことが出来ない」だけ。

そのため夢見ることがある。

学校ではいじめにより回りから無視されている。しかしそんな時、誰からも好かれるような子が自分を友達と言ってくれる。

そうすれば自分も、「その子の友達」という一点だけで、以前のように回りと普通にやり取りが出来るようになる、はず!

しかしその妄想の後、現実を考えた言葉が今回の名言となる。

感想と考察

自力で空を飛ぶという奇跡は起きることはない。
突然魔法が使えるような奇跡も起こることはない。

しかし素敵な友達が出来ることは奇跡ではなく、現実でも起こりうる。ただその程度のことが奇跡と感じる状態であり、またそれは起こらないと考えている。

「思いは現実化する」など本のタイトルにあるようなことは、必ずしも事実ではない。

しかし諦める必要もない。可能性ぐらい信じなければ、人生なんてやってられない!

まとめ

「いじめはいけない!」と書くのは簡単だが、ここではそれは置いておく。問題は、いじめられた側をどのようにすればいいのか?

いじめられている人は、間違いなく後ろ向きな考え方になっている。「それなら前を向かせればいい」と考えて、無理矢理に前を向かせるのは逆効果になる。

所詮、無理矢理に前を向かせても、力を緩めた瞬間に後ろを向くに過ぎない。

大切なのは前には可能性があることを伝えること。そして、ひたすら待ってあげること。

時間はかかるし、まどろっこしいと感じるかもしれない。しかし自主的に前を向かない限り、解決することはあり得ない。

気をつけないといけないのが、多くの人が学校に行けば解決すると考えること。学校に行くことは将来のための手段に過ぎない。

その人の目的と合わないのなら、学校に行かないという手段も必要になる。

学校や親の立場を守るためにする行動は、もっとも状況を悪くすることだけは絶対に憶えておきたい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

かがみの孤城

かがみの孤城

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辻村 深月
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→「今から冒険が始まるかも、とか、期待しないのか」が名言なので紹介する

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