大学新卒でのタクシードライバーという選択について考える

有名大学の新卒者がタクシードライバーという職業を選んでいる。

タクシー王手の国際自動車では、今年163人が入社し、その内146人が新卒であった。

元ネタはこちら

・早慶有名私大の新卒がなぜタクシードライバーに?親ブロックも説き伏せた決め手とは

今回は、この件について考えていく。

この選択は?

まず大学新卒でのタクシードライバーという選択について、個人的な結論を書く。

「選択は自由であり、問題は無い」

あくまで個人の考えであり、大学を出ているとか出ていないとかは、直接的には関係ない。

また大学を出て一流企業に入っても、すぐ辞める人もいるのだから、正直何も変わらない。

記事でも良い面が書いており、口コミの意見も概ね肯定的である。

実際的には?

しかし記事に書いていることに対して疑問は残る。

けっしてウソは書いていない。

しかし真実も書いていないように感じる。

分かりやすく言えば、「良いことしか書いていないのでは?」

個別に考えていく。

先輩社員の話では、お客様と接することにより価値観が変わったとある。

これは事実と考える。

しかし全ての社員が同じだろうか?

タクシードライバーは営業と同じである。

そのため、向いている人と向いていない人がいる。

回りのドライバーは新人だからといって、客を譲ってくれることはない。

そんな戦いの毎日となる。

向いていないと辞めていった人は、どれぐらいいるのだろうか?

次に転職を前提でもOKという考え方がある。

これを多様性という感じでプラスに捉えているが、良く言い過ぎていないか?

言い方を変えれば、「入れ替わりが早い」になる。

正直、社員を大切にする姿勢とは少し違う気がする。

次に面接時の「寝たい」発言や「育休」について書いている。

「寝たい」なんて言った人を採用するのが本物って、ズレ過ぎている。

接客業を目指す人の発言とは思えないし、本音というよりダラケである。

また「育休」についてだが、その期間の給料はどうなるのだろうか?

歩合給が基本のタクシー業界。月々いくら収入が有るのだろうか?

また高齢化による人手不足とあるが本当だろうか?

記事によっては規制緩和により飽和状態と書いていた記憶も有る。

また駅前のタクシー乗り場は、暇そうなドライバーで溢れている。

会社単位ではなく、業界で考えると人手不足なのだろうか?

それとも辞める人が多いので、人手不足なのだろうか?

まとめ

ここまでどちらかといえば否定的に書いてきたが、最初の結論どおりタクシードライバーと
いう選択自体は間違いではない。

ただ自分の子供がタクシードライバーという選択をした時、肯定的な考えを持てるだろうか?

第三者と身内に対して違う意見を言うのなら、その意見には疑問を持ってしまう。

またタクシードライバーとは、不動産関係の営業と同じでは?と考えている。

不動産関係の営業マンには、将来を肯定的に語る明るい人が多い。

しかしそれは営業マンというスタイルが合っている人であり、そうでない人のストレスは
すごいものがある。

そしてその業界も辞める人が多く、慢性的な人手不足になっている。

そこから平均年収が書いているが、生き残った人の年収が良くなるのは当たり前のこと。

その前提を踏まえて、考えることが必要になる。

ただ不特定多数のお客さんと接するのは、決してマイナスにはならない。

チャレンジすることはプラスという点も認める。

ただ勢いだけではなく、現実と自分の適性は考える必要がある。

多くの人がより良い選択をすることを期待する。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。