「週休3日制」は無理なのだろうか?

「週休3日制は個人として、企業としても無理なのだろうか?」

「週休3日制」を求めている人がいる。

そしてその期待に答えて、「週休3日制」採用している会社がある。

しかし多くの人が次のように考えているだろう。

「期待はするが、実施するのは難しい...」

しかし本当に「週休3日制」は難しいのだろうか?

個人的には実施するのは簡単だと考えている。

ただ多くの人に受け入れてもらえない現実は残っている。

その点を社員側と企業側の両面から考えていく。

社員側としての週休3日制

社員側として考えると、非常に簡単に週休3日を採用できる。

「週休3日制を採用している会社で働けばいい」

呆れる考えかもしれないが、それがもっとも簡単な方法となる。

社員側は職業選択の自由がある。

何も今の会社にこだわる必要はない。

また正社員でなければもっと簡単だ。

バイトや契約社員になり、週に4日だけ働けばいい。

これで週休3日の出来上がり。

何も悩むことはない。

しかし多くの人が、これでは収入が下がるため納得しないだろう。

またネットなどを見ていると、このように書いている人がいる。

「毎日残業で疲れており、2日程度の休みでは疲れが取れない。またしたいことも出来ない。そのため週休3日が必要だ!」

言ってることは分かるけど、矛盾だらけである。

まず毎日残業している状態で1日多く休んだとして、仕事は回るのですか?

これって休みを話題にしているけど、実質は「仕事量を減らせ!」と同じこと。

「今の会社は変わりたくない。能力アップもしない。それでいて休みを増やせ!」

これでは権利ばかりで、義務を果たしていない。

これで会社側に変化を求めるのは、自分のことしか考えていない。

それでも「会社側が努力しろ!」と言うのなら、言っている本人がそれが採用される会社を
立ち上げればいい。

「要求しているのだから出来るはず?」

ここまで書いているように、個人が週休3日を実施するのは簡単なこと。

しかし実施ベースにおいて「どれも難しい」と考えてしまうのが実情になる。

会社側としての週休3日制

次は会社側として「週休3日制」を採用するには、どうすればいいか考えていく。

会社側が週休3日制を採用するのは難しいと考える人が多いだろう。

しかし次の方針に変更すれば、採用すること自体は簡単である。

「全社員の給料を30%カットする! そして新しい人を採用する」

カットする比率の調整は必要だが、個別の支払いを減らして、その分を新しい人に振り分ければ、簡単に週休3日制など実施出来る。

もちろん、そんそんことをすれば社員から猛烈な反発が出るだろう。

それなら次の案になる。

「全員が売上もしくは効率を30%アップする」

人件費を含む固定費は人の増減が無ければ変わらない。

それで休みを増やす場合は利益を増やすしかない。

休みを要求しながら、能力アップを考慮しないとしたら社員側に問題がある。

4日で5日分の仕事をしてくれるなら、会社側としては文句はない。

ただ言うだけで出来ないとしたら、「給料減額!!」で対抗すればいいだけ。

しかしこのような厳しいことを社員側は認めないだろう。

それなら会社側としては「今まで通り」と言えばいいだけ。

「会社側としては週休3日を採用したかったが、社員が納得しなかった」

分かりやすい結論となる。

まとめ

「週休3日制」って良いことのように言われているが、本当にそうだろうか?

忙しい人は連休すら取れていない実情がある。

能力の無い人は、そもそも働く場所が確保できていない。

それなのに週休3日制を採用すると、企業側はさらに体力を失っていく。

それをカバーするほどの能力が社員側にあればいいが、とても期待出来ない。

しかし次のように考える人がいる。

「週休3日制を採用すれば社員の能力は自然にアップし、優秀な人材も集る!」

この考えは間違っていない。

新しく起業するなら、週休3日制を前提に仕事を組み立てれば良い。

しかし問題は、すでに存在する会社をどうするか?

正直、今の会社に長くいる人が休みが増えたからといって、能力アップするとは思えない。

優秀な人を雇いたくても、すでに多くの社員を抱えていたら、追加するのも困難となる。

大企業ならローテーションも可能だが、小さな会社などは一人当たりの比重が高いため、
難しい現実を抱えることになる。

工場作業などは、労働時間の減少から給料を下げる方向になる可能性が高い。

また自分のことばかり考えているが、相手先も休むのである。

自分の担当者が「週休3日」を採用しても、文句を言わないことが前提になる。

「本当にそんなことが出来ますか?」

最後に、休みが多いことは好ましい。

仕事ばかりが人生ではない。

しかし「週休3日制」を話す前に、ブラック企業があることも忘れてはいけない。

結局、制度を作っても、実行されなければ意味がない。

場合によれば、またまた都合よく採用されてしまう。

「週休3日制」を考える前に、改めて自分が望むものを見直したい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。