有給休暇の義務化が始まっても問題は解決しない

来年2019年4月1日から、企業の年次有給休暇の取得義務化が始まる。
なかなか休みにくい環境に対する対策と考えられている。

今回の記事を書くにおいて、下記を参考にしました。

→(上毛)スムーズに取れるか 有給休暇 来春から義務化 人員やりくり 業務量増

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義務化に反対です

タイトルにも書いていますが、個人的に義務化には反対であり、効果は無いと考えている。
場合によれば、弊害のほうが大きい。

もちろん有給を取得すること自体は、正しい方向性です。その点は間違いない。
ただ理想と現実を考えた時、理想論であり現実的ではない。そもそもなぜ有給休暇が取れないのかという、現実を見ていない。

ここに最大の問題を書いておきます。
「残業や休日出勤をしている社員を、どう考えますか?」

有給を取るために、残業して仕事を終わらせました。
有給を取るために、休日出勤をして仕事を終わらせました。

これは認められるだろうか?
あなたが経営者でも、平気だろうか?

この結果、有給を取るためにした残業は、サービス残業にするかもしれない。
有給を取るためにした休日出勤は、無かったことにするかもしれない。

企業に罰則があれば、このような不正をせざろうえない状況に追い込んでしまう。
その結果、実質的な収入が減る可能性も高い。

これが良いか悪いかを論じるつもりはない。ただの現実なのです。

企業側に対して、次のように言う人がいます。
作業量を減らせ、人員を増やせ等です。まったくの正論です。反論の余地はありません。

ただ1つ問いかけます。「あなたが経営者なら出来ますか?」

この結果求められるのは、社員の能力アップです。それが出来なければ会社が潰れてしまい、より状況が悪化します。

必要なのは有給を義務化することでは無いのです。

有給を取るためには

ここからは有給を取るために必要なことを書いていきます。

最初に結論を書いておきます。
「有給を取るために必要なのは、有給が取れるシステムを確立することです」

当たり前のことに驚いたでしょうか?
しかしこれは大切なことなのです。

多くの人が、「有給を取るためにはどうすればいいか?」と考えます。しかしこれでは理想論や精神論になってしまう場合が多い。
大切なのは、「システムを変えた結果、有給が取れるようになった」となることです。先に考えるのは有給ではなく、システムであり方法なのです。

本来はその点を考え努力しないといけないのに、難しいという理由で誰も取り組まない。取り組まないから有給が取れないと嘆くだけになる。

当たり前だが人員を増やすには、利益を上げないといけない。現状で赤字だとしたら、どの口が人員の増加を言えるのだろうか?
自分たちが働いている環境が、人が来てくれるほど魅力的なものなのだろうか?

経営者が取り組むのはもちろんだが、社員が取り組むのも当然の義務となる。
もし取り組んでいないとしたら、有給など求める方が間違っている。

少なくとも自営業の人に休んでも収入を得られる有給など、存在しない事実を思い出して欲しいものだ。

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まとめ

今回の義務化は、大企業には良い方向でのキッカケになるかもしれない。
しかし中小企業にとっては、経営及び経営者を圧迫しかねない。さらに会社思いの社員を追い込んでしまう可能性も高い。

改めて書くが、義務化が先行するのは間違っている。
必要なのは、有給を取得できるシステムの確立である。

この当たり前の事実を、多くの人が認識してくれることを期待する。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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