京都長岡京・陸上部の顧問が体罰で部員の左腕を骨折させた件を考える

2018年10月17日、京都府長岡京市にある乙訓高の陸上部で、顧問をする男性教諭(54)が2年生男子部員を体罰として蹴り、左腕を骨折させていたことが判明した。

本件は同月13日夕方に起こっている。教諭は「大変申し訳ないことをした」と謝罪しているとのこと。

元ネタはこちら

→(京都)体罰の顧問教諭「申し訳ないことした」陸上部員足蹴りで骨折

今回はこの件について考えていきます。

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状況の確認

ここでは状況の確認として、京都新聞の記事を抜粋します。
京都府長岡京市の乙訓高で陸上部顧問を務める男性教諭(54)が、部員の2年生の男子生徒を蹴り、左腕を骨折させる体罰をしていたことが17日、分かった。生徒は入院し、「手術が必要」と診断されたといい、教諭は「大変申し訳ないことをした」と謝罪したという。
京都府教育委員会などによると13日夕、府内の大学で行っていた陸上部の合宿終了後、男性教諭が生徒を呼び出し、集合時間に遅れたことなど合宿中の行動を注意した。その際、尻を蹴ったところ、かばおうとした生徒の左腕に当たり骨折させた。別の教諭も遠巻きに見ていたという。
男性教諭は生徒指導部長を務めており、現在は自宅謹慎している。府教委は「日常的な体罰はなかった」とし、保護者側も刑事告訴を考えていないという。
同高は16日に集会で全校生徒に事情を説明した。藤本悟史副校長は「あってはならないこと。再発防止に努める」としている。

感想と考察

まったくトンデモナイことが起こりました。体罰により生徒を骨折させるなんて、いかなる理由があろうと許されることではありません。

ただ誤解を承知で書くならば(最後まで読んで下さい)、私は体罰自体に100%反対はしていません。状況によれば必要だと考えています。
しかしそれには絶対的な条件があります。それは本人が誰かを傷つけた場合です。殴る・蹴る・言葉の暴力を含めて、誰かを傷つけた時には、その痛みを思い知らせる必要があると考えています。

ただそれを被害者が行ってはいけない。それをすると単なる復讐であり、私刑となる。裁判のように、あくまで第三者が判断しないといけない。

その点に立って考えると、今回の被害生徒はどうだろうか?
今回の理由は記事によれば「集合時間に遅れたことなど合宿中の行動を注意した」と書いている。この「合宿中の行動」が何か分からないが、少なくとも誰かを傷つけたとは考えにくい。
そうすると何らかで怒りを感じていたのは顧問自体であり、今回の件は「私刑」にすぎない。

これは個人的な予測だが、顧問も学校側も「蹴ったこと」自体を反省しているとは思えない。謝罪し反省しているのは「腕を骨折させたこと」ではないだろうか?
そうでなければ、「蹴る」という行為自体を行うはずがない。また記事で書いている「別の教諭も遠巻きに見ていた」という状況が理解できない。

物事の全てが言葉や話し合いで、解決するとは考えていない。
しかし怒りによる暴力は、いかなる理由があろうと許されない。

学校教育における根本的な部分が改善されることを期待する。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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