愛媛新居浜・DV相談していた35歳の女性が元夫に刺されて死亡した事件を考える

2018年9月14日午後6時20分ごろ、愛媛県新居浜市の駐車場の車内で、35歳の女性をナイフで刺して死亡させたとして、元夫(30)が逮捕された。

被害者は3年前に警察にDVで相談していた。容疑者は容疑を認めている。

元ネタはこちら

→(朝日)3年前にDV相談、35歳女性が刺され死亡 元夫を逮捕

→(NHK)元妻を殺害容疑、男を逮捕

今回はこの件について考えていきます。

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事件の状況確認

ここでは事件の状況確認として、朝日新聞の記事を抜粋します。(実名は伏せています)
愛媛県新居浜市で駐車中の車内で元妻を刺し殺そうとしたとして、県警は14日、同県四国中央市妻鳥町の無職の男(30)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。女性は搬送先の病院で死亡が確認され、殺人容疑に切り替えて調べる。容疑者は「元妻を刺した」と容疑を認めている。
新居浜署によると、死亡したのは、新居浜市松原町の派遣会社員の女性(35)。容疑者は14日午後6時20分ごろ、同市喜光地町2丁目の駐車場に止めた女性の軽乗用車の車内で、女性の顔や胸などをナイフで複数回刺して殺害しようとした疑いがある。現場近くにいた女性が110番通報。容疑者も数分後に「自首したい」と110番通報した。
署によると、女性は3年前、「元夫からDVを受けている」と署に相談。署は容疑者から事情を聴いて注意した。その後トラブルの相談はなかった。1年後には女性から容疑者と連絡が取れず心配しているという内容の相談があったという。
現場はJR新居浜駅の約2キロ南にある商店街の一角。

NHKの記事より不足している分を追加していきます。
3年前のDV相談は、元夫に殴られたことが原因になっている。

感想と考察

まったくトンデモナイ事件です。そしてこのような被害を、どのように減らせばいいのかも考えさせられます。

やはりポイントになるのは、3年前にDV相談していたことになる。これを見ると「警察は何をしてたんだ!」と考えがちだが、個人的には別の意見を持っている。
なぜ被害者は元夫に殴られているのに、「相談」したのかが不思議である。この場合、「被害届け」を出すべきではないだろうか?
そして殴ったのだから「逮捕」が妥当である。しかし警察は被害者が「被害届け」を出さない限りは家庭の問題として処理しなければいけない。
DV問題の難しさは、被害者が求めるのは「暴力をしなくなること」であって、「加害者を罰すること」では無い点かもしれない。

これを裏付けるようにして、記事では「1年後に連絡が取れず心配している」と書かれている。「心配」とは何を指しているだろうか?
元夫の安否を心配しているということだろうか?
連絡が取れず、自分への被害が心配ということだろうか?
もし前者なら認識が甘いと考えてしまう。後者なら被害を心配しているのに、連絡を取り合っていること自体が問題になる。どちらにしても何か違うように感じている。

被害者は車内で殺害されているが、容疑者はどのようにして車内に入ったのだろうか?
被害者が車に入るのを見て、無理矢理に入ったのだろうか?
それとも被害者が、容疑者の言葉を聞いて入れてしまったのだろうか?
もし後者だとしたら、優しさが裏目に出たことになる。

個人的にはDVをする人が、心を入れ替えることは無いと考えている。もし暴力をしなくなっても、一時的に止めているだけで、いつ再発するかも分からない。
そんな可能性に賭けるのは、何か違うように感じている。

DVは家庭の問題ではなく、個人的には犯罪と捉えています。逮捕及び重罰が好ましいが、これを被害者が受け入れてくれることはあるのだろうか?

ただいかなる理由であろうと、今回の事件で女性が亡くなったのは事実です。今後同じような事件が起こらないことを願っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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