「猫と共存する本屋」スタイルの理想と問題について

「猫と共存する本屋」が東京都世田谷区にオープンした。

これが理想的なスタイルであると同時に、いろいろと問題点もある。

元ネタはこちら

→「49歳会社員が始めた『猫と共存する本屋』」へ

今回はこの件について考えていく。

感想と考察

まずスタイルやコンセプトとしては、非常に素晴らしい。

普通の小さな本屋では、続けていくのが困難な時代。

そのため、このような何かに特化した考え方は大切である。

まず一番なのが、経営者の「好き」から始まっていること。

猫と本とビールが好き。

最初の二つは完璧にカバーしている。

そしてそこに充実があるなら、ビールも美味しくなる?

次に注目すべきは、本の種類が「猫」に特化していること。

純粋な種類では大型店に、「猫関係」だけを比較しても負けているかもしれない。

しかし興味を持ってくれている人なら、この店で買うという気持ちになるだろう。

そのようなファンを作るのは、経営における絶対条件である。

なにより「猫店員」も商売からではなく、保護猫を譲り受けて共存をしていること。

また売上の一部を保護活動団体に寄付していることも、普通では出来ることではない。

ここまでの点から、「充実度」だけを考えれば満点と言える。

しかし問題もある。

純粋にこれだけでは成り立たない点である。

具体的な金額は書いていないのでハッキリ分からないが、「利益はほとんど手元に
残りません」と書いている。

そのため会社員も続けている。

また平日は奥さんに任せている。

そのうえ自宅でもあるが、開業にあたり借金も作っている。

まだ開業して1年も経っていない。

現在49歳の方なので10年後を見据えると、必ずしも安泰ではない。

そこから、「好き」を「お金」に変える方法が必要である。

しかし寄付などは、たかだかしれているだろう。

企業などとの提携も考えられるが、その企業の動向でどうなるか分からないのは、決して
好ましいことではない。

最近ではクラウドファンディングなども考えられるが、結構な手間もかかるため、必ずしも
おすすめではない。

自分で何かする場合は、猫たちの毎日をブログ形式でアップし、広告収入を得ることが可能と考えるが、そのスキルが必要になる。

そのように考えて、このショップの関係者自身が実施するのは、ハードルが高いのでは
ないだろうか?

その結果もっとも簡単な方法は共存である。

世の中には、書く技術はある、写真などもキレイに撮れる。

しかし、「書くネタがない」という人は多いだろう。

別にプロである必要はない。

近所の知り合いで充分だ。

そのような人と協力し、ブログなどを充実させることが出来れば、結構な収入を得ることが
出来るだろう。

また書き手の人も1件ではなく、複数のショップを担当すれば、そこそこの収入になる。

この近所もしくは個人ショップをリンクしコミュニティを作れば、地域や独立の活性化にも
つながるだろう。

まとめ

「好き」のために独立する人は多い。

また会社務めに向かないため、独立する人も多い。

しかし継続するのは難しいのが、現状ではないだろうか?

そのため支援する人が必要である。

プロのコンサルタントのようにショップ側に負担を掛けるのは、ショップ側にとって必ずしもメリットがあるとは言えない。

そうではなくショップを利用させてもらい、独立して収入を得る人が必要である。

もちろんその利用料を払うのが前提である。

また利用料は固定ではなく、成果報酬制が好ましい。

そうすると双方にとってマイナス要因がなく、常にプラスの関係を保つことが出来る。

素敵なショップが長く続くことを願っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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