早期退職優遇制度の募集は企業側にとって間違っている!

最近、早期退職者を募集している会社を多く見かける。

ある一定の人数まで、退職金の上乗せを条件に募集する方法だ。

けどこの方法は、企業側として明らかに間違っている。

今回の案件を考えるキッカケになったネタはこちら

→「フジテレビの早期退職 “7000万円上乗せ”に50人の見込み」へ

今回はその件について考えていく。

ただ今後、フジテレビの記事には触れていない。

方向性が違ったら、この先は読んでも意味がないだろう。

なぜ間違いなのか?

まず最初に間違いの結論を書いておく。

「優秀な人材の流出」

誰でも分かることだが、この一点に全てが集約される。

退職金を多く貰えるだけで、早く辞めても良い人とはどんな人だろうか?

これも言うまでもなく、「優秀な人」である。

この人たちは自分で道を作ることが出来るし、また他の企業も目をつける。

そのためお金を多く貰えるなら、その場所に留まる必要のない人である。

逆に辞めたくない人とは、どんな人だろうか?

これも言うまでもなく、「役に立たない人」である。

この人たちは自分で道を作ることが出来ないし、また他の企業も無視する。

その結果、早期退職優遇制度を募集すると、かならず会社は弱体化する。

では早期退職優遇制度が悪いのか?

先程までの話から、「早期退職優遇制度」自体を批判しているわけではない。

あくまで、「募集という考え方が間違っている」と言いたいだけ。

ではどうすればいいか?

方法は明確である。

「特定多数への狙い撃ち」

むかし風に言えば、「肩たたき」である。

もちろんこれは現代で考えれば、非難の的になるだろう。

そのため、人選の方法が問題になる。

具体的なリストラ方法

言葉をいろいろ作っているが、簡単に言えば「効率的なリストラ」である。

そしてその対象にすべきなのは、誰だろうか?

それは、「自分を優秀と考えている人」である。

「え!」と考えましたか?

先程まで、優秀な人を辞めさせるデメリットを書いてきました。

「それなのに考え方が変わっているのでは?」

しかしこれは何も変わっていません。

先程まで書いていたのは、「優秀な人」です。

決して、「自分を優秀と考えている人」ではありません。

ではなぜ、この人たちをターゲットにするのか?

その理由は、簡単に辞めてもらえるからです。

この人たちは、多くの場合プライドが高い。

そんな人たちに、「早期退職優遇制度を利用して辞めて欲しい」と言えば、プライドから簡単に辞める可能性が高い。

「辞めさせられる、ではなく自分から辞める」と自分に言い聞かせたいはず。

そのため、周りへの影響も少ないだろう。

またもっと大きなメリットがあるのだが、それは後で紹介する。

次に対象になるのは、「能力がないのに、不満ばかり言っている人」になる。

この人たちは、単純に企業にとって不要な人材。

また不満を持っている人も、プライドが高い場合が多い。

この人たちには純粋に「追加分」をちらつかせ、プライドをくすぐれば簡単に辞めてくれる
だろう。

その場合も、周りに対する影響が少なくてすむ。

ただ注意したいのは、「不満」が真っ当な内容である場合。

これは優秀な人材に育つ可能性があるため、様子を見たいところだ。

そして最後に、「努力しているが成績が残せない人」

この人たちはリストラの対象にしてはいけない。

改めて書く。

「リストラしてはいけない!」

会社員のほとんどは、自分が優秀だとは考えていない。

それなのに結果だけを見てリストラの対象にするのは、周りへの影響が大きすぎる。

そうなると社内の空気が悪くなる。

それだけは絶対に避けなければならない。

まとめ

そもそもリストラの目的とは何だろう?

また、なぜ早期退職優遇制度を採用するのだろうか?

その目的とは、「企業再生」以外にありえない。

そのため人を減らすのは手段であり、決して目的ではない。

そこを勘違いしてはいけない。

そのため社員が企業にとってプラスになる存在に変われば、人を減らす必要など無くなるのである。

以前に、「自分を優秀と考えている人」をリストラすべきと書いている。

その理由は、この人たちが「成績を残せない人に影響を与えている」からだ。

成績を残せない人は、役立たずでも無能でもない。

ただ、「力を発揮出来ていない人」である。

そしてその人たちの頭を押さえているのが、「自分を優秀と考えている人」である。

この人たちは優秀かもしれないが、周りのことが考えられない。

その結果による悪影響が、企業にとってマイナスとなる。

いっときの利益がマイナスになるとしても、眠っている多くの才能を引き出すことが
間違いなく未来につながる。

改めて最後に結論を書く。

リストラは人を減らすことが目的ではない。

人材を活用する体制を作ることが目的である。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。