岡山・生命保険外交員が男性宅で暴行され会社を訴えた件を考える

2018年8月24日、岡山県内の生命保険外交員の30代女性が、訪問先の男性宅で暴行を受けた件について、慰謝料を求める裁判を起こした。

事件は2016年5月になる。また男性宅では以前にも同じような被害が発生していたとのこと。

元ネタはこちら

→(山陽)生保外交員「訪問先で性被害に」 岡山の女性が慰謝料求め勤務先訴え

→(KSB)涙の訴え…顧客宅で暴行受けた保険外交員の女性が会社を提訴

今回はこの件について考えていきます。

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事件の情況確認

ここでは事件の状況確認として、山陽新聞の記事を抜粋します。
岡山県内の生命保険会社支店で勤務中、訪問先で性被害を受けたのは従業員に対する安全配慮義務を怠ったためだとして、保険外交員の30代女性=岡山市=が24日、勤務先の大手生命保険(大阪市)に慰謝料など440万円を求める訴えを岡山地裁に起こした。
訴状などによると2016年5月、保険料を受け取るため上司の指示で訪問した独身男性=当時(36)=宅で押し倒されたり、引っ張られたりしてわいせつな行為をされそうになった。腕や膝に約1週間のけがを負ったほか、適応障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、現在まで休職している。
男性は強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕され、有罪判決を受けた。女性側は、同社を巡っては16年3月、別の保険外交員が訪問先で暴行されそうになる性被害があり、同種行為の発生が予見できた上、複数人で対応するといった措置を何ら講じなかった―と主張している。
提訴後に記者会見した女性は「同じような事件が今後起こらないよう、会社は外交員の安全確保に努めてほしい」と訴えた。生命保険側は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

感想と考察

今回の女性の主張は正論だと考えます。しかし物事が単純でないのも事実です。

ただこの女性は主張していなく、また今回の訴えと少しズレるのだが、個人的には別の大きな問題があると考えている。それは「なぜこのような男を、まだ客として扱っている?」

また瀬戸内海放送の記事を見ると女性は「みんなこのような事件に巻き込まれながら続けている」と語っている。ここで書いている「みんな」がどの程度なのかは分からないが、実際的に多数存在するのは事実なのだろう。
ただこのような客に対しても、契約を取ろうと頑張っているのも事実では?

そして厳しいことを言えば、まるで一方的な被害者と訴えているが、逆に客側が不快感を感じる営業を受けていることがあるのも事実である。個人的にも不快感を感じたことはある。

ただこれは今回の問題とは離れるので、ここまでにしておく。

本題に戻りますと、確かに今回は配慮が足りなかったのは事実である。ただこの事実はどの程度まで認識されていたのだろうか?
上司も女性も知っていながら、女性を1人で行かしたのだろうか?
それとも知らずにこのような事件に巻き込まれ、後で知ったのだろうか?
この点は確認が必要になるだろう。

もし知っていたとしたら女性は提案したり、また他の人に協力は求めなかったのだろうか? 今どき上司の命令は絶対ではない。女性自身にも、「まさか私が」という油断が合ったとしたら、上司や会社ばかりを責めるのは、おかしいかもしれない。

女性の訴える「同じような事件が今後起こらないよう、会社は外交員の安全確保に努めてほしい」は、どうすればいいのだろうか?
男性宅に女性は行かないようにすればいいのだろうか? それとも必ず複数で行かないといけないのだろうか。そうすると契約はどちらが取ったことになるのだろうか?

この会社は分からないが、もし契約による歩合制度だとしたら、意外と難しい問題になる。また同じ会社の女性同士だから上手くいくとも限らない。もちらん男女でも同様である。
会社を訴えるのは簡単だが、現実は難しいのも事実である。

ただここまで少し女性に厳しい意見を言ってきたが、安全対策が必要なのは事実である。と言うより、自宅に訪問するというスタイルが必要なのだろうか? 正直、それ自体が問題ではないだろうか?

安全対策を講じる上で、生命保険の営業システム自体を見直す必要があるかもしれない。その結果、社員がリストラになるかもしれないのは、少し皮肉かもしれない...

ただいかなる理由であろうと、今回のような事件が合っていいはずがありません。今後同じような事件が起こらないことを願っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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