島根の誘拐事件における報道について考えてみる

島根県浜田市で行方不明になっていた女性(20)が、5月4日に無事保護された。

失踪から9ヶ月になり、近くに住む無職佐々木薫容疑者(72)が逮捕となる。

元ネタはこちら

→近所に女性の泣き声、物音響く 警察に苦情も 島根誘拐

今回はこの件における報道について考えていく。

ここに書いていくのは独自の調査をしているのではなく、あくまで記事から考えたことや、
感じたことになる。

感想と考察

まず最初に紹介した朝日新聞の記事を読むと、警察の怠慢を感じてしまう。

近所で騒ぎがあったのに警察は何もせず、9ヶ月間も誘拐及び監禁を見逃した感じだ。

事実として口コミでは、警察に対する非難が山のように書かれている。

次に毎日新聞の記事を見て欲しい。

→島根県警 未成年者誘拐容疑で72歳男逮捕

正直、かなり印象が変わったのではないでしょうか?

しかしヤフーのトップに出ていたのは「朝日新聞の記事」のため、多くの人はそちらを主とするだろう。

ただこの記事に違和感を覚えたため調べた結果、毎日新聞の記事にたどり着いた。

ここから事件について、少し考えていく。

本件は誘拐事件だろうか?

朝日の記事を見ると「誘拐事件一択」に感じる。

毎日の記事を見ると、「家出少女を泊めていた」と感じる。

結果として未成年のため事件になっているが、少し視点を変えると家出少女に場所を提供していたおじいさんになる。

暴力について

朝日の記事を見ると、一方的に容疑者が暴力を振るっていたように感じる。

毎日の記事を見ると、対等の条件で大声でケンカした結果、容疑者が「たたく」という行動をした感じがする。

「グーで殴った」と言うより、「平手でたたいた」という感じ。

女性の「たたかんで」という表現から、「圧倒的暴力感」は感じない。

女性は帰ることが可能だったのか?

女性に軽度の知的障害がある点が問題になるが、毎日の記事を見ると失踪から8日後に弟と外で出会った時、立ち去ったとある。

この点から明らかに女性自身が、帰るのを拒否している感じがする。

また家族が行方不明届けを出したのが9月1日であり、失踪から約1.5ヶ月後になっている。

その点から家族は、家出として重く考えていなかったのだろう。

もちろんこの件で家族を非難する気は起きない。

もし「いつものこと」と考えたのなら、むしろ出さなくて普通になる。

問題はこの件について朝日の記事では、何も書いていないこと。

事件におけるもっとも重要な一部と考えている。

警察の対応

朝日の記事では警察に何度も通報があったのに、9ヶ月間も放置していたイメージに感じる。

毎日の記事では先月の2回のみ通報があり、署員が実際に訪れている。

女性の「たたかんで」などの声は昨年夏より聞こえていたとしても、それは住民が聞いていただけに過ぎない。

「誘拐」という言葉を聞くと警察の怠慢に聞こえるが、無数にある「家出」として考えると、警察にこれ以上のことが出来るだろうか?

まとめ

ここまでのことを改めて考えると、やはり朝日の記事は明らかに情報が不足している。

意識してではなく取材不足のためだろうが、明らかに警察に悪意を感じる記事になっている。

その点、毎日の記事はきちんと事実を書いているイメージだ。

そして事実から考えれば、警察に悪意を感じることはない。

極端に言えば容疑者に対しても、それほど悪意を感じない。

それぞれの思惑が絡み合った、不幸な出来事のイメージが強い。

今回の件が20歳を超えた女性なら、事件になっていたのだろうか?

そう考えると、「年齢とは何だろう?」と考えずにはいられない...

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

→(続報)島根の誘拐事件はなぜ被害者の声を発表しないのか?

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